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2026.05.13

選手情報

「素晴らしいムーブメントの一員になれて嬉しい」シナーがジョコビッチの連勝記録に並ぶ。イタリア勢対決を制し8強へ[BNLイタリア国際]

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Photo by Getty Images

シナー、ジョコビッチの持つ31連勝の記録に並ぶ快挙


世界ランク1位のヤニック・シナー(イタリア)が、地元開催の「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000)で歴史に並んだ。現地5月12日に行われた男子シングルス4回戦で、予選から快進撃を続けていたアンドレア・ペレグリーノ(イタリア/同155位)を6-2, 6-3で退け、準々決勝に進んだ。

【動画】シナーがATPマスターズ1000で31連勝!同胞を撃破し「BNLイタリア国際」8強 4回戦ハイライト

シナーは落ち着いてラリーを作り、アングルショット、ダウン・ザ・ラインへ的確に放つ。常に先手を奪い、ペレグリーノにプレッシャーをかけて試合の主導権を握った。力の差を見せつけるように、開始から4ゲームを連取したシナーは、相手も徐々に対応し始める中でも、第1セットを6-2で先取した。続く第2セットも、序盤こそ拮抗していたものの、高い集中力を維持したシナーが第7、第9ゲームをブレークして6-3。ストレート勝ちで8強入りを果たした。

この勝利により、シナーはATPマスターズ1000における連勝記録を「31」に伸ばし、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が保持していた同大会史上最長の連勝記録に並んだ。シナーのマスターズ1000での無敗記録は2025年10月の上海大会での棄権以来続いており、直近ではパリ、インディアンウェルズ、マイアミ、モンテカルロ、マドリードと5大会連続でタイトルを獲得している。

試合後、シナーは同胞との対戦を振り返り、現在のイタリアテニス界の活況について次のように述べた。

「今は本当に良い時期にいると思う。多くの素晴らしい選手がいて、それぞれが異なるプレースタイルを持っている。多くのファンが会場に足を運んでくれているし、この素晴らしいムーブメントの一員になれるのは本当に嬉しいことだ」

また、敗れたペレグリーノについても、「2019年のITF大会(下部ツアー)で対戦して以来だったが、今日は二人にとって良い試合だった。彼が今大会で素晴らしい思い出を作り、自信を得られたことを願っている」と称えた。この勝利により、シナーの対イタリア人選手の戦績は19勝0敗となった。

シナーは現在、1990年に現在のフォーマットが導入されて以来、ジョコビッチしか成し遂げていない「キャリア・ゴールデン・マスターズ(全9つのマスターズ1000大会制覇)」の達成に王手をかけている。残すタイトルは、この地元ローマのみだ。

1976年のアドリアーノ・パナッタ以来となる地元勢の優勝、そして歴史的偉業に向け、シナーは準々決勝でアンドレイ・ルブレフ(同14位)と対戦する。

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