着物風衣装で魅了した大坂なおみ、ストレート勝ちで初戦突破
今年3つ目のグランドスラムである「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)が6月29日に開幕した。女子シングルス1回戦が行われ、第14シードの大坂なおみ(フリー/世界ランク14位)は、エルサ・ジャケモ(フランス/同80位)を6-1,7-5で下して2回戦に進んだ。
【動画】大坂なおみ 着物風の衣装でコートに!入場シーン28歳の大坂は、ウィンブルドンに向けては前哨戦のWTA500バートホンブルクで決勝に進出。1-6,0-1の時点で右足の負傷により途中棄権となったが、準優勝という成績で3年連続6度目の今大会を迎えた。
大会前の記者会見で大坂は、フィジカルについて「これ以上ないほど良いわけではないが、最悪というほどでもない」と現状を口にした。一方で、前哨戦準優勝により芝への手応えは掴んでいる。「以前は集中を切らすこともあったが、前週は相手にブレークされてもすぐに集中し直せた」とメンタル面の進化に手応えをにじませた。
また、精神面のアプローチにも変化が見られる。以前はドローを意識しすぎていたが、現在は「目の前の一戦一戦に集中する」ことを意識し、肩の力を抜いて臨めていると明かした。
初戦の相手は世界80位のジャケモである。対戦成績は大坂の1勝0敗となっており、昨年5月のクレーコート大会以来の対戦となった。
ウィンブルドンの白を基調とした厳格な服装規定を遵守しつつ、着物から着想を得た白のジャケットを纏って1回戦のコートに登場した大坂。そのジャケットは袖口が大きく広がり、背中には鳩の翼の刺繍、腰には太い帯のようなベルトがあしらわれ、下には透け感のあるスカートを重ねていた。
試合序盤から軽快なフットワークで相手の揺さぶりに対応していた大坂だが、第3ゲームで7度のブレークポイントを握られてしまう。それでも10分以上もつれたゲームをキープすると、勢いに乗って1-1から5ゲームを連取し、6-1で第1セットを先取する。
続く第2セットは、ジャケモの攻撃を受ける形となった。第2ゲームで先にブレークされると、相手の精度の高いサーブに苦戦し挽回することができない。しかし、第7ゲームで手にしたチャンスを活かしてブレークバックに成功する。5-5ではジャケモのスライスサーブに食らいついて角度をつけたリターンで再びチャンスを作ると、続くブレークポイントをものにして値千金のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなったサービスゲームをきっちりキープして、ストレート勝ちで2回戦進出を決めた。
3年連続で初戦を突破した大坂は、2回戦でアナスタシア・ガサノバ(同225位)と対戦する。