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2026.06.30

選手情報

伊藤あおい、4本のマッチポイント活かせず激闘の末に世界67位にフルセットで敗退。グランドスラム本戦初勝利ならず[ウィンブルドン]

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伊藤あおい、4本のマッチポイントを握るも痛恨の初戦敗退


現地6月29日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)女子シングルス1回戦が行われ、伊藤あおい(SBCメディカルグループ/世界ランク228位)は、ダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ/同67位)に6-7(1), 6-4, 5-7の激闘の末に敗れ初戦敗退。伊藤は4本のマッチポイントを活かすことができなかった。

【画像】「ウィンブルドン」男女シングルス組み合わせ

2025年全米オープンでの腰の疲労骨折から今年3月に復帰した伊藤は、プロテクトランキング(スペシャルランキング)を使用して本戦に出場。初戦で元世界21位のヤストレムスカと対戦した。

第1セット、伊藤は持ち味であるスライスや緩急をつけたストロークで先にブレークに成功する。しかし、果敢に攻めるヤストレムスカの強打を崩しきれず、第6ゲームでブレークバックを許す。伊藤は絶妙なプレースメントを見せて再びリードを奪ったが、直後に追いつかれてタイブレークへ突入。1-1から6ポイントを連取され、このセットを落とした。

続く第2セットも先にリードを許す展開となったが、伊藤はコート中央への配球で相手のミスを誘う。2度のブレークに成功して5-3とした後、自身のサービスゲームはキープできなかったものの、リズムを崩したヤストレムスカから3度目のブレークを奪い、6-4でセットを奪い返した。

勝負の最終セット、先にブレークを許した伊藤は、体力的に厳しい局面でも粘り強く食らいつく。プレーが安定しないヤストレムスカから2度のブレークを奪って5-3とし、勝利まであと一歩に迫った。

しかし、伊藤は自身のサービスゲームで迎えた2本のマッチポイントを活かせずブレークを許す。続く第10ゲームのリターンゲームでもさらに2本のマッチポイントを握ったが、これをものにすることはできなかった。息を吹き返したヤストレムスカの猛攻を受け、伊藤は第11ゲームで痛恨のブレークを許し、そのまま5-7で力尽きた。

4本のマッチポイントを活かせず、2時間25分の激闘の末に敗れた伊藤。グランドスラム本戦初勝利の快挙は全米オープン以降へ持ち越しとなった。

なお、勝利したヤストレムスカは2回戦で、第27シードのアナスタシア・ポタポワ(オーストリア/同28位)を6-2,6-3で破ったジェシカ・ブザス・マネイロ(スペイン/同52位)と対戦する。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma