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2026.07.05

選手情報

キーズが「ここでこんな終わり方はしたくない」と奮起し前年準優勝アニシモワを逆転で撃破!2年ぶり6度目のベスト16進出[ウィンブルドン]

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キーズが初めてのセンターコートで逆転劇! 前年ファイナリストを破り16強


「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドンは7月4日、女子シングルス3回戦が行われ、第26シードのマディソン・キーズ(アメリカ/世界ランク22位)が、前年準優勝者で第6シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同6位)を3-6,6-2,6-3の逆転で下した。キーズは2年ぶり6度目のベスト16進出を決めた。

【動画】キーズが昨年準Vのアニシモワを逆転で破り16強!3回戦ハイライト

第1セットは、初のセンターコートに立ったキーズの硬さもあり、アニシモワが主導権を握った。アニシモワは強力なサービスリターンから第8ゲームでこの試合唯一のブレークを奪い、5-3とリードを広げて33分で第1セットを先取する。

第2セットからキーズが修正を見せる。サーブ速度を上げ、アニシモワのフォアハンドを執拗に攻めた。アニシモワのダブルフォールトにも乗じて序盤で3-0とリードを奪うと、最後はフォアハンドウィナーを決めてセットを取り返した。

勝負の最終セットもキーズの勢いは止まらず、見事なバックハンドのパッシングショットなどで3-1とリードを広げた。最後はキーズのビッグサーブに対し、アニシモワのバックハンドリターンがアウトとなり、1時間40分で決着がついた。

前哨戦のWTA250イーストボーンで失セット0でツアー通算11度目のタイトルを獲得したキーズ。ウィンブルドンでトップ10から白星を挙げたのは今回が初となった。

試合を通したスタッツでは、4本以下の短いラリーが143回を数え、9本以上のラリーは3回のみ。キーズはファーストサーブの確率が71%を記録し、エース4本を放って被ブレークを1回に抑えた。一方でアニシモワは、フォアハンドのウィナーが6本に留まったのに対し、アンフォーストエラーが27本、ダブルフォールトは7本と精彩を欠いた。

キーズにとって今回がキャリア初のセンターコートでのプレーとなった。試合後の会見でキーズは以下のように語っている。

「第1セットを落とした後、ここでこのような終わり方はしたくない、何としても食い下がって競争力のある試合にしたいと強く思った。それが流れを変えることにつながった」

また、アニシモワの対策については次のように分析した。

「アマンダのような選手と対戦するときは、とにかく先に主導権を握ることが重要になる。彼女はコートのどこからでもウィナーを打てる素晴らしいショットメーカーだから。そのため、彼女の強打をニュートラルに戻し、センターへ深く鋭いボールを打って自分が先行できるように努めた。もちろん、自身のサーブも大きな助けになった」

キーズは4回戦で、第9シードのリンダ・ノスコバ(チェコ/同12位)と対戦する。両者は今回が初対戦となる。キーズは次戦に向けて「今やどの試合も一つの独立したトーナメントのようなもの。彼女は素晴らしいテニスをしている。同じハードヒッターとして、どのようなボールが来るかは準備できている」と警戒を示しつつも自信を覗かせた。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma