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2026.07.06

選手情報

予選から躍進の望月慎太郎、世界1位シナーに敗れ4回戦敗退。果敢なネット攻勢も及ばず[ウィンブルドン]

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望月慎太郎、快進撃止まる。王者シナーにストレートで敗れ初の8強進出ならず


「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)男子シングルス4回戦が現地7月5日に行われ、予選から快進撃を続けていた望月慎太郎(木下グループ/世界ランク151位)は、第1シードで前年覇者のヤニック・シナー(イタリア/同1位)に3-6, 6-7(0), 3-6のストレートで敗れ、準々決勝進出とはならなかった。

【動画】望月慎太郎も食らいつくも王者シナーの完璧なラリーの組み立て

今シーズンのツアーレベルで0勝6敗と白星がない状態で今大会を迎えた23歳の望月。予選3試合を突破すると、本戦でも1回戦のマックス・ベイジング(イギリス/同329位)、2回戦のイーサン・クイン(アメリカ/同47位)をストレートで下す。迎えた3回戦でも19歳ながら今季ツアー初優勝を果たし、全仏オープンでも8強入りしている第23シードのラファエル・ホダル(スペイン/同26位)を3時間の激闘の末に撃破した。

自身初となったグランドスラム4回戦の相手は、今季ツアー5度のタイトルを獲得し、大会連覇を狙う王者シナー。その強敵に対して、望月は「ただ打ち合うだけでは勝てない」と話し、「低い球を打ったり、ネットに出たりして彼のリズムを崩して、少しでもやりにくさを感じさせたい」と意気込んだ。

この日の試合、最初のリターンゲームでブレークポイントを逃した望月は、ファーストサーブの確率が落ちた第3ゲームでブレークを許す。シナーにフォアハンドを狙われながらも、ネットプレーを織り交ぜて追いかけるが、王者はチャンスを握らせてくれず、第9ゲームも落とした望月が3-6でセットを失う。

続く第2セットも立ち上がりチャンスを握ったが、シナーがここ一番で精度の高いサーブを放ってリードを許さない。望月は、第8ゲームでは7度のデュースの末に3度のブレークポイントのピンチを迎えたものの、鮮やかなネットプレーを披露し高い集中力を維持してサービスキープする。互いに一歩も譲らず、そのままタイブレークに突入。ここでグッとレベルを上げたシナーが圧巻の7連続ポイント。望月は2セットダウンとあとがなくなる。

一矢報いたい望月は第3セット第1ゲームでシナーにブレークを許すも、自らを奮い立たせて躍動感のあるプレーが戻る。クリーンに捉えて第6ゲームでは0-40とした。だが、この場面でもシナーは冷静。絶妙なショットメイクで望月の挽回を許さない。王者に一歩もひるむことなく、果敢にネットに出て攻めていく姿勢で観客を沸かせた望月だが、最後までシナーがリードを守り切って、金星を挙げることはできなかった。

5年連続でベスト8入りを果たしたシナーは、準々決勝でヤン・レナード・ストルフ(ドイツ/同74位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma