close

2026.09.08

選手情報

ズベレフ、4試合目で初の“日付変更前”決着「レベルは上がっている」単一シーズンで初めて全グランドスラム8強以上[全米オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

ズベレフ、苦戦を経て取り戻したリズムで8強


「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)男子シングルス4回戦が現地9月7日に行われ、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク2位)が第21シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア/同22位)を6-2, 6-2, 7-6(3)で破り、2年ぶり5度目のベスト8進出。ズベレフは今季すべてのグランドスラムで準々決勝進出を果たした。

【動画】堅い守備のズベレフ 最後は鮮やかなロブショット

初戦と2回戦で計9時間26分を費やすフルセットの苦戦を強いられ、連日深夜1時や2時過ぎまで及ぶ過酷な試合を戦い抜いてきたズベレフだが、この日は危なげない試合運びだった。

ファーストサービスの確率は72%を記録し、そのうち86%でポイントを獲得。ブレークポイントを握られたのは第1セットのわずか1回のみに抑え、試合を通じて13本のサービスエースを叩き込んだ。第1セットを36分、第2セットを42分で連取すると、激しい攻防となった第3セットのタイブレークを制し、2時間31分で決着をつけた。

日付が変わる前に試合を終えられたことについて、オンコートインタビューでズベレフは、「まだ深夜前だから、自分でもどうしていいかわからない。練習コートに戻るか、バーにでも繰り出すかもしれない」と冗談を飛ばし、観客の笑いを誘った。続けて「最初の2試合と比べてレベルは上がってきているし、それが目標でもあるから満足している」と自身の復調に手応えを示した。

さらに、センターコートのナイトセッションが定着していることに関して「選手たちが素晴らしいポイントを決めたときに『ここは俺のコートだ』なんて言って回ることがあるけれど、ここはまったく僕のコートではない。ロジャー・フェデラーはここで78回勝ち、ピート・サンプラスは112回勝っている。でも僕は、このコートを2週間、午後11時から午前2時までレンタルしているような気分なんだ」と独特の表現で会場への愛着を明かした。

初戦からの厳しい戦いを経てパフォーマンスが向上した要因を尋ねられたズベレフは「コート上で10時間を過ごしたことで、少しリズムが良くなったのだと思う。最初の2試合、特に2回戦は決して良いレベルではなかったから改善が見られて嬉しい」と分析した。

また、第3セットで粘りを見せたダルデリのプレーについて「ルチアーノは第3セットでほぼ完璧なセットをプレーした。1セットを通じて彼ほど力強くボールを打ち続けた選手はほとんど見たことがない。それでも僕がそのセットを取れたことは、自分にとって素晴らしい兆候だ」と手応えを口にした。

全豪オープン8強、全仏オープン優勝、ウィンブルドン準優勝と続いて全米オープンでも8強入りしたズベレフは、準々決勝でノーシードから勝ち上がってきたボティック・ファン・デ・ザンツフルプ(オランダ/同70位)と対戦する。ファン・デ・ザンツフルプとはツアー初の顔合わせとなる。


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録