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2026.09.09

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サバレンカがウィンブルドン女王との死闘制し6年連続4強入り「3連覇できるなら最高の喜び」[全米オープン]

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サバレンカ、「自分自身に集中する」偉業達成へ深まる決意


「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)は現地9月8日、女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/世界ランキング1位)が第6シードのリンダ・ノスコバ(チェコ/同6位)を7-6(1),3-6,7-6[10-7]のフルセットで下し、6年連続となる同大会4強入りを果たした。

【動画】サバレンカがウィンブルドン女王撃破し「全米オープン」6年連続ベスト4!準々決勝ハイライト

大会3連覇を目指すサバレンカは、フラッシング・メドウズでの連勝記録を18に伸ばした。ニューヨークで3連覇を達成すれば、2012年から2014年のセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)以来の偉業となる。

第1セットはサバレンカが立ち上がりに怒涛の攻勢を見せ、3-0とリードを広げた。対するノスコバも強打のサーブを取り戻し、サバレンカのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでブレークバックに成功してタイブレークへ持ち込む。しかし、タイブレークではノスコバのダブルフォールトなどからサバレンカが主導権を握り、7-1で先取した。

第2セットに入ると、今年のウィンブルドン覇者であるノスコバが反撃を開始した。ドロップショットやネットプレーを織り交ぜて多彩な攻めを展開し、第6ゲームでブレークを奪う。サバレンカのダブルフォールトを誘い出して4-2とリードすると、そのまま押し切って6-3でセットを取り返した。

勝負の最終セット、勢いに乗るノスコバが好調なサーブを軸に先行し、第5ゲームをブレークして4-2とリードを広げた。追い込まれたサバレンカだったが、そこから驚異的な粘りを見せる。ブレークバックを果たして4-4に追いつくと、試合は10ポイント先取のスーパータイブレークになだれ込んだ。激しい打ち合いの末、最後はセカンドサーブでエースを奪い、2時間22分の死闘に終止符を打った。

試合後、サバレンカは自身のプレーとメンタル面について「タフで大熱戦だった。試合を通じてアグレッシブであり続け、自分のショットを信頼できたことが本当にうれしい」と明かした。マッチポイントでセカンドサーブのエースを奪った場面について、「ラッキーだったと感じている。彼女はバックハンドへのキックサーブを予想していて、サーブを読まれなかった」と振り返った。

今大会で優勝すれば3連覇となるが、世界ランキング1位の座をエレナ・ルバキナ(カザフスタン/同2位)らに譲る可能性がある。この条件について問われたサバレンカは「3連覇できるなら、それ以上の喜びはない。3連覇なんて最高の響き」と笑顔を見せた。

また、全豪オープンでの経験を引き合いに出し、サバレンカは周囲の喧騒に対する向き合い方について「全豪から学んだのは、すべてのノイズを遮断することが本当に重要だということ。頭の片隅に置いておくのは何も悪くない。自分自身に集中し、戦う準備さえできていればいい」と自らに言い聞かせるように述べた。

一方、敗れたノスコバは、最終セットの勝負どころを回想し、「ブレークアップしている状況は簡単ではなかった。マッチタイブレークの序盤でもリードしていただけに悔しいが、重要な場面で相手が最高のテニスをしてきた」とサバレンカの勝負強さを称えた。

惜しくも4強入りを逃したが、今後に向けたモチベーションについて「グランドスラムで世界1位の選手と接戦を演じたことで、自分がどの位置にいるのかを再確認できた。このような敗戦はモチベーションにつながる」と前を向いた。

勝利したサバレンカは準決勝で、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/同3位)と対戦する。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma