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2026.09.09

選手情報

深夜3時33分に終止符!シェルトンが前年覇者アルカラスを死闘の末に破り3年ぶり4強「キャリアで最も楽しい試合だった」[全米オープン]

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シェルトン、大会史を塗り替える深夜3時33分の決着でアルカラス撃破


「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)男子シングルス準々決勝が現地9月8日に行われ、第8シードのベン・シェルトン(アメリカ/世界ランキング9位)が、前年覇者で第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)を6-7(5), 6-1, 6-3, 1-6, 7-6[10-7]で破った。

【動画】シェルトン、最後は時速235キロの強烈サーブで勝利掴む!準々決勝ハイライト&アルカラスのスーパーショット

この試合は深夜3時33分に決着し、同大会史上最も遅い時間に終了した試合の記録を更新した。シェルトンは過去トップ3の選手に対して0勝17敗であったが、この日キャリア初のトップ3撃破を果たした。

第1セットをタイブレークで失ったシェルトンであったが、続く第2セットでは相手のサービスゲームを3度破り、第3セット途中まで9ゲームを連取して主導権を握った。第4セットは落としたものの、最終セットの10ポイントタイブレークでは3-5の劣勢から巻き返し、最後は時速146マイル(約235キロ)のサービスエースで4時間28分の激闘に終止符を打った。

試合後の記者会見で、疲労困憊のシェルトンは「疲れたよ。まさに戦争であり、壮絶でフィジカルな試合だった。カルロスは23歳にしてすでにこのスポーツで最も偉大なチャンピオンの一人だ。彼と対戦するのはいつだって楽しい。時折繰り出すプレーはあり得ないほどだ」と激闘を振り返りつつ、「自分のキャリアの中で間違いなく最も楽しい試合だった」と勝利を喜んだ。

第1セットを70分間戦って奪われた直後の心境については、「怒りを感じていた」と率直な思いを明かしつつも、「タイブレーク直前のゲームでブレークできていたから、それが第2セットに向かう自信になった。自分のサーブは良くなる一方だと分かっていたし、ブレークできるまでにリターンの感覚が掴めていれば、第2セットを取るチャンスは十分にあると考えていた」と精神面の切り替えを説明した。

また、ブレークを量産できた要因について問われると、「素晴らしいリターンができた。リターンゲームでのアプローチが賢かったと思う。相手にプレーを強いることができた。彼がコントロールを乱した局面をうまく活かせた」と分析した。

シェルトンは準決勝で、第11シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/同12位)と対戦する。両者の対戦成績はシェルトンの3勝1敗で、1年前の2025年7月に開催されたATP500ワシントン準々決勝以来の再戦となる。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma