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2026.09.09

選手情報

アルカラス、連覇の夢は4強目前で終幕……4時間28分の死闘に敗れるも「自分自身の戦いぶりや努力に胸を張りたい」

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アルカラス、4カ月半ぶりの復帰戦で連覇への挑戦は準々決勝で終わる

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)男子シングルス準々決勝が現地9月8日に行われ、大会連覇を目指した第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランキング3位)は、第8シードのベン・シェルトン(アメリカ/同9位)に7-6(5), 1-6, 3-6, 6-1, 6-7[7-10]で敗れ、4強入りを逃した。試合時間は4時間28分に達し、決着時刻はニューヨーク現地時間の午前3時33分を記録。大会史上最遅の終了記録を更新する激闘となった。

【動画】シェルトン戦で魅せたアルカラスのスーパーショット!&準々決勝ハイライト

第1セットは互いに終盤でブレークを奪い合い、タイブレークへ突入。アルカラスが5-3から4ポイントを連取してこのセットを先取した。しかし第2セット以降、アルカラスは集中力と精度を欠き、シェルトンに3度のサービスブレークを許して1-6で奪い返される。勢いに乗るシェルトンに、第3セットも3-6で奪われ、王手をかけられた。

追い込まれたアルカラスは第4セットで息を吹き返し、第2ゲームでブレークに成功すると6-1で奪い返して勝負の行方は最終セットへ。互いに譲らず、10ポイント先取の最終タイブレークにもつれ込み、アルカラスは5-3とリードを奪う場面もあったが、最後はシェルトンに押し切られ、時速146マイル(約235kmキロ)のエースを叩き込まれて力尽きた。試合を通して、アルカラスは53本のアンフォーストエラー(シェルトンは34本)が響き、グランドスラムの連勝記録は「18」でストップした。

敗れたアルカラスは試合後の記者会見で「大会前に話した通り、健康な状態でこういった試合を戦い抜くことが目標だった。接戦だったし、最後に勝てなかったからといって失望はしていない。自分自身の戦いぶりや努力には満足しているし、胸を張りたい」とコメント。

「笑顔で、健康な状態でコートを去ることができた。それこそが今の自分に必要なことだった」と敗戦の中にも手応えを明かした。

第3セット終了後については、「フィジカル的には本当に疲れていたけれど、自分を奮い立たせて限界を超えて力を出す方法を見つけた。最終セットはどんどん状態が良くなっていった」と説明。

しかし、勝負を分けた最終タイブレークについては、「こういう場面ではサーブが強力な武器になる。リターンしてポイントが始められるのか、サーブでフリーポイントを取られるのか分からない状態になるんだ。言い訳ではなく、彼があの局面でサーブという強みを最大限に活かしたということ」と勝負所でのシェルトンのサーブ力を高く評価。「彼は怪物だ。本当に素晴らしく、パワフルな選手で、あらゆる局面で実力を発揮していた」と称賛の言葉を贈った。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma