close

2026.09.11

選手情報

ルバキナがガウフとの激闘を逆転で制し大会初の決勝進出! 世界1位確定&全豪に続くグランドスラム3度目のVへ王手[全米オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

ルバキナ、世界1位を確定させて迎えた準決勝でガウフを撃破し決勝進出


「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)女子シングルス準決勝が現地9月10日に行われ、第2シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン/世界ランク2位)が第4シードのココ・ガウフ(アメリカ/同4位)を3-6, 6-4, 6-4の逆転で下して決勝進出。初の全米オープン制覇、そしてグランドスラム通算3度目のタイトルに王手をかけた。

【動画】ルバキナが「全米オープン」で初の決勝進出!勝利の瞬間

大会前のWTA1000シンシナティで左足首を痛めていたルバキナは、不安を抱えながらの開幕となったが、4回戦で大坂なおみ(フリー/同13位)を6-1, 6-4で圧倒するなど、序盤4試合で1セットも落とさず勝ち上がった。

準々決勝ではジェン・チンウェン(中国/同121位)を3-6, 6-1, 6-4で下し、準決勝に進出。今大会初の4強入りを果たすとともに、大会後に更新される世界ランキングで女子史上30人目となる世界ランク1位の座を確定させている。

第1セットは互いにサービスキープしていく中で、ガウフが辛抱強くルバキナのショットに食らいついて返球。ルバキナは第6ゲームでブレークされると、母国アメリカのファンの後押しを受けたガウフからチャンスを握ることができず、3-6でセットを失った。

続く第2セット、ルバキナは先にリードしたものの、集中力を切らさないガウフに追いつかれてしまう。だが、大事な場面でダブルフォールトが絡んだガウフの隙を見逃さず、ストロークのリズムを変えてミスを引き出し、6-4でセットを奪い返した。

勝負の最終セット、サービスゲームをテンポよくキープするルバキナは、リターンゲームでプレッシャーをかけるが、ガウフも持ち直してブレークを許さない。4-3で迎えた第8ゲームでルバキナがブレークし均衡を破ったが、直後のサービング・フォー・ザ・マッチではプレッシャーがかかったか、ミスが続いてブレークバックされる。それでも慌てることなく落ち着きを取り戻し、ラリー戦を制して再びブレーク。全米オープンでは初となる決勝進出を決めた。

試合後のオンコートインタビューでルバキナは、第1セットを落とした後の立て直しについて「悪い入り方ではなかった。ブレークはたった1回だけ。もちろん緊張はあったし、ガウフは素晴らしい選手で、彼女と対戦するのはいつも簡単ではない」と振り返り、「ファーストサーブが決まらない時でも、セカンドサーブが重くてラリーを支配しづらい」とガウフの強さを称えた。その上で「深呼吸をして、自分にポジティブな言葉をかけ続けた。戦い抜いて、いいテニスを見せなければいけないと自分に言い聞かせた」と心境を明かした。

また、最終セットでサービング・フォー・ザ・マッチを落とした場面については「本当に接戦の最終セットだった。相手のサーブに対して少し運にも恵まれたと思う。深いリターンを何本か返せて、向こうにミスも出た。そこから一気に流れが自分に向いてきた」と説明。「みんながココに勝ってほしいと思っていたのは分かっている。本当に激しい戦いだった」と会場の雰囲気にも触れながら、「最後まで集中力を切らさず、アグレッシブにいくことだけを考えていた。それでなんとか勝てた」と語った。

決勝では、今年の全豪オープン決勝で破っている第1シードのアリーナ・サバレンカ(同1位)と対戦する。「彼女は信じられないほどの選手。今日もいいプレーを見せていた」と称えた上で、「自分のレベルをもっと上げないといけない。今日よりもサーブを良くして、アグレッシブに攻め続ける必要がある。サバレンカ相手にはチャンスが来たら、しっかり仕留めにいかないといけない」と決勝への意気込みを語った。最後は「この大会に出られるかどうかも不安だった中で、もうやれることはやったと思う。だから、これからは楽しみたい。素晴らしい雰囲気だったし、本当に幸せ」と笑顔で締めくくった。

両者の対戦成績はサバレンカの10勝7敗。今季はすでに3度対戦しており、全豪オープン決勝ではルバキナに軍配が上がったものの、WTA1000インディアンウェルズ決勝、WTA1000マイアミ準決勝ではサバレンカが勝利を挙げている。


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma