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2026.10.02

選手情報

錦織圭の現役ラストマッチをアルカラスも見届ける。「自分のゲームに取り入れたい」と錦織のバックハンドを絶賛[木下グループジャパンOP]

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アルカラス、世界8位と対等に渡り合った錦織の雄姿に感銘「信じられないことだ」


今季限りで現役を引退する錦織圭(ユニクロ/世界ランク436位)が、「木下グループジャパンオープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)で現役最後の試合を終えた。その姿を見届けた一人が、前年覇者で第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)である。

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10月1日のシングルス1回戦でアレックス・ミケルセン(アメリカ/同34位)を7-6(1), 4-6, 6-1で下したアルカラスは、試合後の記者会見で錦織について問われると、そのプレーへの敬意を口にした。

アルカラスの前の試合に組まれた試合では、1回戦で錦織とフランシス・ティアフォー(アメリカ/同8位)が対戦。4-6,4-6のストレートで敗れたものの、要所では錦織らしいプレーが光った。アルカラスはその試合を見ていたという。

「彼の試合を少し見ていたが、本当に素晴らしいプレーだった。今、ツアー最終戦ランキングで世界トップ8に入っているフランシスのような選手と、あそこまで接戦を演じるなんて……信じられないことだ」

さらに「彼は今でも非常に高いレベルを保っている」と続け、36歳となった錦織のプレーを称えた。

2014年に全米オープンで日本男子初のグランドスラム決勝進出を果たすなど、長年にわたって世界のトップで戦ってきた錦織。度重なる負傷を乗り越えながら現役生活を続け、今季限りでラケットを置くことを決断した。

アルカラスにとっても、今回のジャパンオープンで錦織が最後の戦いに臨む姿を見られたことは特別なものだった。

「彼の最後の試合、日本でプレーする姿を見られたのは素晴らしいことだった。試合後は自分の試合に集中していたので直接話すことはできなかったが、彼は今日の最後の戦い、そしてこれまでの素晴らしいキャリアを間違いなく誇りに思っているはずだし、そうあるべきだ」

そして、錦織について語る中で特に強い思いを示したのが、バックハンドである。

「彼のバックハンドなら、僕は一日中見ていられる。それくらい彼のバックハンドが大好きなんだ」

錦織のバックハンドについて、「打球の軌道や質が本当に信じられないレベルで、自分のゲームにも取り入れたいと思うほどだ。本当に一日中座って見ていられる素晴らしいショットだ」と絶賛した。

錦織の代名詞の一つでもあるバックハンド。その技術は、今年1月に史上最年少で生涯グランドスラムを達成したアルカラスから見ても、特別なものとして映っている。

世代を超えてトップ選手から評価されるプレーを見せてきた錦織だが、日本での公式戦はここで幕を閉じた。

一方、アルカラスは昨年の大会覇者として今大会に臨んでいる。錦織の最後の戦いを見届けたあと、自身はミケルセンとの激戦を制して2回戦へ進出した。

日本テニス界を長年牽引してきた錦織の最後の姿は、これから世界の頂点を目指すアルカラスの記憶にも残るものとなった。


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