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2026.10.06

選手情報

アルカラスがレヘチカを下しジャパンOP連覇「またここに戻ってくる」陣営とファンへ感謝[木下グループジャパンOP]

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アルカラスがサンプラス以来の連覇達成! 苦難乗り越え「チームには感謝しかない」


「木下グループジャパンオープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)のシングルス決勝が10月6日に行われ、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク3位)がイジー・レヘチカ(チェコ/同19位)を7-6(4),6-4で下し、大会連覇を達成した。アルカラスの有明での連覇は、1993~1994年のピート・サンプラス(アメリカ)以来、史上3人目の快挙となる。

【動画】アルカラスがサンプラス以来の大会2連覇達成!マッチハイライト

今季は怪我による4か月半の離脱で苦しい時期を過ごしたアルカラスだったが、復帰3大会目となった東京の地で勝負強さを発揮した。今年2月のATP500ドーハ以来となるツアー通算27度目のタイトルを獲得。試合時間は1時間36分だった。

試合は立ち上がりから波乱の展開となった。第1セット第1ゲーム、サービスキープに苦しむアルカラスはいきなり0-40のピンチを背負い、レヘチカにブレークを許す。しかし、今大会の道中でアレックス・ミケルセン(アメリカ)やハウメ・ムナール(スペイン)とのフルセットの激闘を制してきた王者は、すぐさま反撃に出た。第6ゲームでクリーンなバックハンドのウィナーを決めてブレークバックに成功すると、勝負のタイブレークへ持ち込む。タイブレークでは2-4のビハインドから一気に5ポイントを連取し、7-6(4)で第1セットを先取した。

第2セットに入っても勢いを維持したアルカラスは、3-3で迎えた第7ゲームでこのセット唯一のブレークを奪う。最後まで隙を与えない力強いプレーで6-4と押し切り、勝利が決まった瞬間には歓喜を爆発させた。試合後にはチームと固く抱き合い、連覇の喜びを分かち合った。一方、完敗となったレヘチカはベンチに戻るとタオルを頭からかぶった。

アルカラスは怪我からの復帰プロセスについて、「本当に長い時間であり、長いプロセスだった。ゆっくりとした歩みで、浮き沈みや葛藤もあった。復帰に向けて自分が準備を整え、万全の状態で戦えるよう尽力してくれたチームには感謝の言葉しかない」と振り返り、困難な時期を支え続けた陣営へ深い感謝を示した。

また、連覇を果たした日本のファンに向けて「コートに立つ時、練習に向かう時、会場を歩いている時、毎回ここで受け取る声援が信じられないほど嬉しい。大会なのかオフシーズンなのかはわからないが、またここに戻ってきて皆さんに会い、愛とエネルギーを再び感じられる日を楽しみにしている」と再会を約束した。

対戦相手のレヘチカに対しては「常に努力を重ねる素晴らしいハードワーカー。これが最後の決勝にならないことは間違いない」と称賛の言葉を贈った。

敗れたレヘチカは、優勝したアルカラスを「復帰を果たし、今も素晴らしいレベルを維持していることを証明してみせた。見事な仕事を成し遂げたチームにもお祝いを言いたい」と心から称えた。また、悔しさを滲ませつつ、自身のチームにも「今日、最後まで勝ち切ることができず本当に申し訳ない。とても悔しいが、もし今週の初めに『ここで世界最高峰の選手の一人と決勝を戦える』と言われていたなら、喜んでそれを受け入れていただろう」と述べ、前を向いた。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma