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2026.10.17

選手情報

伊藤あおい「サーブの調子がよく勝利につながった」 エラーを最少限に抑え予選1回戦を突破[木下グループジャパンオープン]

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伊藤あおい、わずか10本のアンフォーストエラーで快勝!縁ある地で好発進


「木下グループジャパンオープン」(大阪・うつぼテニスセンター/WTA250)シングルス予選1回戦が10月17日に行われ、伊藤あおい(SBCメディカルグループ/世界ランク344位)は、予選第12シードのタイラ・カテリーナ・グラント(イタリア/同151位)を6-3,6-4のストレートで下し、予選決勝進出を果たした。

【画像】「木下グループジャパンオープン」女子シングルス本戦&予選組み合わせ

第1セット第2ゲームでブレークを奪った伊藤は、その後もリターンゲームで相手に圧力をかけ続けた。40-15からでも粘り強く相手のミスを誘い、簡単にサービスゲームを与えない。主導権を握ったまま6-3で第1セットを先取すると、第2セットでもスライスやループボールを巧みに織り交ぜて相手のタイミングを外した。3-3で迎えた第7ゲームで貴重なブレークに成功し、最後までブレークを許すことなく6-4で勝利を決めた。試合を通して伊藤は7本のサービスエースを記録するとともに、グラントのアンフォーストエラーが41本に達したのに対し、わずか10本に抑える高い安定性を見せた。

今大会は、2024年大会で予選から快進撃を続け、ベスト4入りを果たしてトップ100入りの大きなきっかけとなった縁深い大会である。

試合後、記者会見に応じた伊藤は試合内容について「一言で言うと何にもやっていないと思う。相手が入るか入らないかという2択のような試合になっていたので、自分ができたことはあんまりなかった」と冷静に回顧。そのうえで「しいて言うなら本日はサーブの調子がよく、それが勝利につながったのではないか」と勝因を分析した。

試合中の意識については「ミスれと思いながらプレーしていた。サーブや3球目攻撃が入ってきたら取れないため、自分はできるだけミスを少なくし、相手次第になるよう気をつけていた」と明かした。さらにゲーム展開での対応に関して「デュースなどになったときにがんばれるよう心がけてはいたが、相手のサーブが入るかという部分があった。相手が少し甘くなったときに、できるだけ自分から攻められるように心がけた」と振り返っている。

会場となるうつぼテニスセンターの相性については、「相性自体はいいほうだと思っている。特にセンターコートは速くなく一番やりやすいことと、滑りやすくて自分的にはボールが取りやすい」と説明。「できればセンターコートでやりたいという願望がある。外コートは速いイメージがあるが、センターコートのほうがやりやすさがあり環境的には非常によかった」と手応えを口にした。

予選決勝では、予選第5シードのハリエット・ダート(イギリス/同113位)と対戦する。両者は8月のWTA1000シンシナティ予選で対戦しており、その際は伊藤が3-6,4-6で敗れている。次戦に向けて伊藤は「この大会で2年前に成績を残し、そこからブレークできた部分もある。ダートは2か月ほど前にシンシナティで負けた相手なので、得意なコートでどこまで戦えるか明日がんばりたい」と意気込みを示した。

また、復帰後の約半年間の戦いと今後の遠征方針についても言及した。プロテクトランキング(87位)を活用した上位大会への挑戦を振り返り「プロテクト自体が1年間しか使えず、WTA1000に出られるのに下の大会に行くのは賞金面や環境面でも非常にもったいない気持ちがあった。挑戦した結果、全然試合数がこなせなかった部分はある」と吐露。ランキング低下による焦りについては「今のところはない。これから去年の休養していた時期と重なるためディフェンドするポイントは一切ない。ポイントを重ねて着実に上げていきたい」と前を見据えた。


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写真:Tennis Classic