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2026.10.18

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伊藤あおい、2時間40分の激闘も実らず予選決勝で敗退「決定力が上がればもっと戦える」[木下グループジャパンOP]

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伊藤あおい、2時間40分におよぶ激闘も一歩及ばず


「木下グループジャパンオープン」(大阪・うつぼテニスセンター/WTA250)のシングルス予選決勝が10月18日に行われ、伊藤あおい(SBCメディカルグループ/世界ランク344位)は、予選第5シードのハリエット・ダート(イギリス/同113位)に3-6, 7-6(6), 3-6で敗れ、2時間40分におよぶ激闘の末、本戦入りを逃した。

【画像】「木下グループジャパンオープン」女子シングルス本戦&予選組み合わせ

第1セット、伊藤は2度のブレークに成功したものの、サービスキープは1度にとどまり、計4度のブレークを許して3-6で落とす。

第2セットはロングラリーが増える展開となった。伊藤は先にリードを奪うも直後にブレークバックを許し、互いに3度ずつブレークし合ってタイブレークに突入。相手のマッチポイントを凌ぎ切り、7-6(6)でセットを取り返した。

最終セット、直近のWTA1000武漢大会で予選を突破するなど過密スケジュールの影響もあり、疲労からミスが重なった。0-1から4ゲームを連取される厳しい状況に陥る。第6ゲームで1つブレークを返したものの、第9ゲームで3度目のブレークを喫して3-6で力尽きた。相手のダートは伊藤のゆったりしたペースに対応し、速いボールには速く、遅いボールは無理せずコントロールする戦術で押し切った。

試合後、伊藤は会見に応じ、敗戦の背景や今後の課題について言及した。

前回の戦いとの比較について、伊藤は「(8月のWTA1000)シンシナティの時は3-6, 4-6だったと思うが、負けた時よりは今日の試合で粘りを見せられたので、その点は良かった」と振り返る。一方で、勝敗を分けたポイントとして「最終セットで風やニューボールにより流れを掴めなかったところが今後の課題」と分析した。

最終セットの展開については、風下の局面でゲームを失った影響を挙げた。「1-2になった際、相手のニューボールで風下側に行ってしまい、そこをラブゲームで2ゲーム取られたのが痛かった。1-4から3-4まで挽回したが、最後の2ゲームで風下側のどちらか1ゲームでも取れていれば風上側に行けたのでチャンスはあった。そこを取り切れなかったのが自分の弱さ」と反省を口にした。

メンタル面については「相手も強かったので、自分がどれだけできるかという思いもあり、集中を維持しようと努めた」と述べる。前回の対戦からの改善点としては、「前回は自分のアンフォーストエラーが多いためミスを減らそうと試みたが、決定力が足りなかった。決定力が上がればもっと戦える」と手応えと課題を示した。

さらに、ラリーの長期化が身体に与えた影響についても触れた。「コートが滑る分ボールが取りやすく、ラリーが長くなったことで体力的に厳しい場面が多かった。仮に今日勝てたとしても本戦は厳しかったかもしれないため、試合が早く終わるよう決定力を上げたい」と口をそろえる。

具体的に向上させたい技術としてボレーやスマッシュの精度を挙げる。「特に今日はボレーが決まらず、スマッシュも相手の守備範囲が広いためギリギリを狙う必要があった。今日は少し安全に行き過ぎて内側に入れすぎた部分があったため、一発で決められるようにしたい」と明かした。

過酷な連戦が続く中で、「試合が終わった時は『今後もう少し走ろう』と思うものの、次の日にはその気持ちが失せている。筋肉痛がなくなった瞬間に頑張ろうという気持ちが一切なくなるので、もしかしたらプロテニス選手に向いてない可能性がある」と冗談を交えて締めくくった。


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写真:Tennis Classic