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2020.09.20

ジュニア選手

チェコの神童が25年前のITFジュニアツアーの記録に次ぐ若さで優勝

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将来が期待されるブレンダ・フルヒトワ

13歳のブレンダ・フルヴィトワ(チェコ)が、ITFジュニアサーキットでパーフェクトなスタートを切ったとITFが報じている。9月7日から11日にエジプトで行われたJ2カイロ大会(グレード2)、彼女はシングルスとダブルス双方で優勝したのだ。

フルヴィトワは、パンデミックによるツアー中断中、チェコ国内で行われたエキジビションマッチに出場。世界ランキング54位のカテリーナ・シニアコワに勝利。
さらに、セリーナ・ウイリアムズのコーチであるパトリック・ムラトグルー氏が主催する「UTS 2(アルティメット・テニス・ショーダウン)」にも出場し、世界ランキング51位のアリーゼ・コルネ(フランス)と対戦。「彼女と戦うのは精神的にもつらかった。明るい未来が待っているのは間違いないし、数年後が待ち遠しい。彼女はきっと素晴らしい選手になる」(コルネ)と絶賛された選手だ。

ITFジュニアG2で13歳5ヵ月9日の優勝は、のちに全豪オープンダブルス優勝を果たしているミルヤナ・ルチッチ=バロニが1995年に記録した13歳3ヵ月9日に次ぐもの。ちなみに、その前週には同じチェコのTereza ValentovaがJ2プルゼニ大会(チェコ)で13歳6ヵ月24日で優勝を果たしている。さらにブレンダの姉リンダは昨年、13歳11ヵ月27日でJ2ピエシチャニ大会(チェコ)優勝を記録している。チェコのジュニアが今、ホットというわけだ。

ブレンダに関しては、4月のITFジュニア大会に出場予定だったが、その時は新型コロナウイルスによるパンデミックのため、大会がなくなってしまった。ひょっとすると最年少記録を打ち立てていたかもしれない。

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写真=NBP