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2021.01.28

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ハレプが連続トップ10を7年間キープ「このスポーツに自分を捧げた」

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ハレプが連続トップ10記録で歴代8位を記録

WTAは1月27日、世界ランキング2位のシモーナ・ハレプ(ルーマニア)が、トップ10を7年間キープしていると紹介した。

【写真】ハレプの2020年全仏オープンプレー集

ハレプが初めてトップ10入りを果たしたのは、2014年1月27日のこと。前年にシーズン6勝を挙げ、勢いに乗っていたハレプは全豪オープンで初めてグランドスラムベスト8に進出。翌週のランキングで10位を記録した。それ以来、安定した成績を残し続け、2017年10月には世界ランキング1位に。現在まで7年間(346週)、トップ10を維持。歴代8位の記録である。

2018年の全仏オープンでは、グランドスラムの決勝を4度目にして、悲願のグランドスラム初優勝。翌年のウィンブルドンで2勝目を挙げ、キャリア通算22勝を挙げている。

WTAサイトでハレプは、「このニュースは名誉なこと。もしかしたら、一日中いや一週間笑顔でいられるかもしれないわ」と喜びを表した上で、「私の目標はツアー大会やグランドスラムで優勝することだけではなかった。もちろん、トップの選手はみんなグランドスラムで勝ちたいと思っている。私もそれを勝ちたかったし、どうしても1位になりたかった。でも、それぞれに焦点を当てるのではなく、まとめてこそ成し遂げられるもの。だから私は何年にもわたって一貫性を保てているのだと思うわ」とコメント。

また、「このスポーツに自分を捧げるために、毎週、毎年テニスに集中していた。14歳の時からやってきたことはすべてがテニスのためで、自分がどれだけ良い選手になれるかにフォーカスしていた」と、自身がこれまで歩んできた結果だとした。

女子テニスでトップ10連続在位期間の歴代1位は、マルチナ・ナブラチロワ氏の1000週。2位がクリス・エバート氏(746週)、3位がシュテフィ・グラフ氏(625週)と上位にはテニス界のレジェンドがずらり。今後、ハレプはどこまで記録を伸ばすことができるのか注目だ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma