close

2021.02.12

大会情報

大坂なおみが第27シードにストレートで快勝! 4回戦は元世界1位ムグルザと対戦

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

大坂なおみがサーブに不安残すも
安定したストロークでジャバーを一蹴

全豪オープン5日目、世界ランキング3位の大坂なおみ(日清食品)が、同30位のオンス・ジャバー(チュニジア)を6-3、6-2のストレートで快勝し、4回戦進出を決めた。

【動画】全豪オープン3回戦 大坂なおみ vs. O.ジャバー マッチハイライト

初戦、2回戦と今大会、圧倒的な強さを見せている大坂は、第27シードのジャバーと対戦。両者は公式戦での試合はないものの、2015年のエキジビションマッチで対戦。そのときは敗れている。試合前、大坂は「見たこともないようなドロップショットやフラットのショットを打っていたの」と警戒していた。

試合序盤、大坂はジャバーのスライスを織り交ぜたストロークに手間取り、自身のファーストサーブの入りが悪くなる。サービスゲームをキープするのに苦戦。しかし、それを耐えると第6、8ゲームでブレークに成功。ファーストサーブ確率が41%ながらも、相手のミスを引き出すストローク戦で優位に試合を進め、第1セットを6-3で奪った。

第2セットでも大坂はサーブで苦戦したが、第3ゲームでブレークに成功。その後も相手をコートの外に追い出す角度のあるストロークに加え、勝負所で強烈なリターンエースも見せ、第7ゲームでもブレークし、6-2で試合を終わらせた。

試合後のオンコートインタビューでは「今大会で一番タフだった」と難しい相手だったとコメント。2年ぶりとなるベスト16入りを果たした。

4回戦の相手は、世界14位のガルビネ・ムグルザ(スペイン)。昨年大会のファイナリストで、2016年には全仏オープンで優勝し、2017年にはウィンブルドンを制している元世界1位。大坂との対戦成績はなく、初対戦である。

※ランキングは2月8日現在

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma