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2021.02.12

大会情報

ティエムがキリオスに大逆転勝利! 完全アウェイを跳ねのけ全豪OP4回戦進出

完全アウェイの中ティエムがキリオスに大逆転!
「テニス界で最もタフな挑戦」


全豪オープン5日目、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング3位のドミニク・ティエム(オーストリア)が、同47位のニック・キリオス(オーストラリア)を4-6、4-6、6-3、6-4、6-4の逆転勝利を収め、ベスト16入りを果たした。

【動画】D.ティエム vs. N.キリオス マッチハイライト

昨年の準優勝者であるティエムは、1、2回戦を1セットも落とさない快勝で3回戦へコマを進めていた。対するは、2回戦で地元オーストラリアの応援を受け、同34位のウーゴ・アンベール(フランス)をフルセットで下したキリオスだ。

この日の試合もキリオスは、地元ファンの大声援を背に“魅せる”テニスを繰り広げる。第1セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したキリオスは、続く第2ゲームで股抜きショットやアンダーサーブを見せて、観客を沸かせる。そのままキリオスが6-4でセットを奪うと、第2セットもなかなか流れをつかむことのできないティエムを尻目に、キリオスはスーパーショットを連発。セットポイントでは、アンダーサーブでエースを奪い、6-4で勝利に王手をかけた。

しかし、相手は昨年のUSオープンの優勝者。第3セット、第2ゲームでティエムがこの試合初めてブレークに成功すると、キリオスにチャンスすら渡すことなくセットを奪取。続く第4セットも自らのプレーに全力を尽くすティエムが第9ゲームにブレークし、セットを取ると試合を振り出しに戻した。

勝負のファイナルセット、最後の力を振り絞りキリオスは必死にサービスキープを続けたが、第7ゲームでティエムの深いリターンにキリオスがミス。ブレークすると、ティエムは自身のサービスゲームをきっちり締め、3時間21分の試合に終止符を打った。

「ニック(キリオス)が大好きなコートで信じられないような雰囲気と観衆に囲まれている時に、対戦するというのはテニス界で最もタフな挑戦の一つだ」と、完全アウェイの中で戦った率直な感想を述べたティエム。しかし、勝利を掴んだことで「誇りに思っているし、これからの試合に向けて大きな弾みをつけてくれた」と、この先待ち受ける戦いに向け、いい経験になったとした。

一方、キリオスは「今日は素晴らしい雰囲気だった。でも、このような結果になるとはね。自分を誇りに思っているよ。13ヵ月も試合から離れていたのに、あのレベルのプレーをし、世界最高の選手と戦えた。彼はとんでもない選手だよ。規律正しく、落ち着いていて、レベルが決して落ちない」と久しぶりの大舞台で世界トップの選手と互角に戦えたことを誇った。

※ランキングは2月8日現在

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma