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2021.04.19

選手情報

チチパスがルブレフにブレークポイントすら握らせず完勝! 自身初のATPマスターズ1000のタイトル獲得[モンテカルロ・マスターズ]

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Photo by Getty Images

初めてのATPマスターズ1000の優勝にチチパス「人生の中で最高の1週間だった」

「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATPマスターズ1000)シングルス決勝、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/世界ランク5位)が、第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア/同8位)を6-3、6-3で下し、自身初となるATPマスターズ1000でのタイトルを獲得した。

【動画】チチパスが自身初のATPマスターズ1000タイトル獲得! マッチハイライト

今大会、チチパスは第16シードのクリスチャン・ガリン(チリ)や世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)から金星を挙げたダニエル・エバンズ(イギリス/世界ランク33位)に勝利。ATPマスターズ1000で自身3度目となる決勝に進出した。

その決勝では、準々決勝で“クレーキング”ラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク3位)に勝利したルブレフと対戦。試合は、序盤からチチパスがサービスゲームで安定したプレーを披露し、ルブレフを圧倒。両セットとも早い段階でルブレフのサービスゲームをブレークしたことで試合を有利に進めた。試合を通して、チチパスはファーストサーブのポイント獲得率が86%と高い数字を残し、ブレークポイントすら握らせず。ルブレフにチャンスを与えることなく優勝を飾った。

チチパスにとって、2019年のツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」以来のビッグタイトルとなったが、ATPのインタビューによると、「モンテカルロでは信じられないような1週間だった。今の気持ちを言葉にすることができない。いろんな感情に圧倒されていて、自分がこのような立場にいるのが信じられないよ。二人とも決勝に進むに値する選手だ。これまでの人生の中で最高の1週間だったと思う」とコメント。

また、「クレーコート・シーズンでこれ以上ないスタートを切ることができた。ATPマスターズ1000で初めて優勝できたことは最高で、ホームであるモンテカルロ、しかも好きなクレーコートで勝てたことは特別なことだ」と語った。

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