close

2021.04.27

選手情報

元US女王アンドレスクが新型コロナウイルス陽性でマドリードOP欠場を表明

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

渡航前に行った2度の検査では
陰性だったというアンドレスク


4月26日、世界ランク7位のビアンカ・アンドレスク(カナダ)は自身のツイッターを更新し、新型コロナウイルスで陽性になったこととマドリード・オープンを欠場することを発表した。体調は良好と記している。

【SNS】新型コロナウイルス陽性と大会欠場を伝えたアンドレスク


アンドレスクは、Twitterで「マドリードへのフライトの前の検査では2度とも陰性でしたが、到着時に検査をした際、陽性と出ました。残念ながら、今週後半から始まるマドリード・オープンでプレーできないことになりました。気分は良いです。ヘルス・プロトコルと安全のためのガイドラインに従って休んでいます。早くコートに戻ることを楽しみにしています」と綴っている。

2019年、カナダ人として初のUSオープン覇者となったアンドレスクは、同年のツアー最終戦「資生堂WTAファイナルズ深圳」で左ヒザを故障。そのリハビリ中に同じ箇所を痛めてしまう不運もあって、今年の全豪オープンで15ヵ月ぶりに復帰となった。その全豪初戦で勝利した際には、「私にとって勝利は、とても重要なもの。自分のプレーを信じているし、次の試合も楽しみにしている」と語り、涙を見せている。
その全豪は2回戦で敗戦となったものの、直後のWTA250フィリップ・アイランド・トロフィーではベスト4、WTA1000マイアミ・オープンでは準優勝を果たすなど、調子を上げていた。それだけに、今回の件は本人にとってもショックだろう。

文面から察するに、症状は現れていない様子。まずは回復を優先させて、改めて元気な姿を見せてほしい。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

Photo by Takeo Tanuma