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2021.04.28

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大坂なおみ、苦手なクレーコートの戦いに「ストレスも感じている」[マドリード・オープン]

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大坂なおみ、2年ぶりのクレーコートのツアー大会に出場

「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/WTA1000)に第2シードとして出場する大坂なおみ(日清食品/世界ランク2位)が、大会前の記者会見に出席。クレーコートでの戦いにワクワクしているとしながらも、経験の少なさからストレスも感じていると語った。


【動画】大坂なおみがクレーコート・シーズン初戦に挑む! 

今シーズン、全豪オープンでグランドスラム4勝目を挙げた大坂。3月のWTA1000マイアミ大会準々決勝敗退後、大会の出場はなく、「気持ちを少し落ち着かせたい」との理由で休息の時間を取ったという。

そして、これから挑むのは、大坂が苦手としているサーフェスのクレーコートでの戦いだ。これまでクレーコートでのタイトルは大坂になく、クレーでの最後の試合は2020年2月のフェドカップ(現ビリー・ジーン・キング・カップ)のスペイン戦で、その前は2019年5月の全仏オープンまでさかのぼらなければならない。

大坂は、クレーコートでの戦いについて「私にとってエキサイティングなことだわ。まだ勝ったことがないからね。でも、同時にストレスも感じているわ。何があってもいいように準備してきたつもり」とコメント。また、「私の場合は、勝たなければならないと言い聞かせたり、ストレスを感じたりしないときの方がうまくいくの。でも、何か欲しい時にそうするのは本当に難しい。結局、2年間もクレーでの大会に出ていないから、ただ楽しもうとしているわ。そして、フランス(全仏オープン)での試合のために試合をするの」と、リラックスして大会に臨みたいと語った。

今大会、予選を含め4度目の出場となった大坂は、「ボールはうまく打てていると思う。今はそれだけで十分よ。試合をすればもっといい調整ができるでしょう。今はまだ、何が良いのか見極めるだけの経験がないの」と、気負うことなく練習を重ねられているとした。

第2シードとして出場する大坂の初戦の相手は、予選勝者となっており、2回戦では全豪オープンベスト4のカロリーナ・ムホワ(チェコ/世界ランク20位)とワン・チャン(中国/世界ランク47位)の勝者と対戦する。

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