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2021.05.10

選手情報

イタリアNo.1選手ベレッティーニ、準優勝も「今はショックだけど、この敗戦が役に立つとわかっている」と前向き[マドリード・オープン]

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復帰から3大会目で初のマスターズ
決勝進出を果たしたベレッティーニ


「昨日も言ったけど、(決勝進出は)素晴らしい気分だよ。誇らしいしね。本当に懸命にやって、ここまで来た。だから敗れて正直、イラ立っている部分はある。ただ、それは私のテニスにとって重要な感情だ。今はショックだけど、この敗戦が役に立つとわかっている」。第8シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/世界ランク9位)は試合後の記者会見で語った。

【動画】ベレッティーニvs.ズベレフ決勝ハイライト


5月9日、ATPマスターズ1000 「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード)、決勝に進出したものの、第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同6位)と対戦。7-6(8)、4-6、3-6で敗れた。それでも、ATPマスターズ1000では初の決勝進出。だからこそ“誇らしい”わけだ。

今シーズンのツアーのトピックの一つに、イタリア人選手の台頭がある。トップ100(5月10日更新時点)に、なんと10名の選手がいるというのだからすごいことだ。19歳のヤニック・シナー(同18位)が目立ってはいるものの、イタリアNo.1は、ベレッティーニである。彼は、2019年10月28日以来、トップ10のポジションを守っている。

前週、ATP250ベオグラード大会でも優勝(キャリア5度目)するなど、調子の波に乗っているように見える。だが、順風満帆というわけではない。

今年の全豪オープンでは、調子も良くベスト16まで進出したものの、腹筋を痛めて棄権。ツアーに復帰できたのは、約2ヵ月後、4月中旬のATPマスターズ1000モンテカルロ大会(2回戦敗退)となった。その故障は、本人にとってもショックだったようで、ベオグラードでは「あんな風にプレーできた全豪で、ケガをしたことに戸惑っていた。また元のレベルに戻るためには、時間がかかるだろうと思っていた」と当時を振り返って語っている。

そんな中で助けになったのが、チームのスタッフたちなのだという。コーチなどの助けはもちろんだが、「僕のマネージャー、イワン・リュビチッチも、『君の力を本当に本当に信じている』と勇気づけてくれた。そんなチームの助けが、私の助けになっているんだ」と語っている。イワン・リュビチッチはご存じ、ロジャー・フェデラー(スイス)のコーチである。彼はLJスポーツグループという会社を持っていて、ベレッティーニのマネージメントをしているのだという。

「この数日間は、こんなテニスができるんだとわかった時間だった。自分の武器をうまく使い、対戦相手を困らせることができた。自分でも決勝進出に値するプレーができたと感じている。自信につながるよ。今はショックだけど、2日後、次のローマ大会がすぐに開催される。新しい目標に向けて頑張るよ」とポジティブな面を語ったベレッティーニ。

旋風を巻き起こしているイタリア・テニス界を引っ張る存在として、今後もベレッティーニのプレーが楽しみだ。

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