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2020.06.29

大会情報

来年のウィンブルドン開催に新CEOが意気込む「私たちができることを学ぶ」

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“6月29日”――例年であれば、“テニスの聖地”ウィンブルドンの開幕する日であったが、残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった。
この決断によって、世界中のテニスファンが大きく落胆した違いない。だが、この度、ウィンブルドンの主催者であるAELTC(オール・イングランド・ローン・テニス・アンド・クローケー・クラブ)の次期最高責任者(CEO)に就任するサリー・ボルトン氏は、来年の開催に「最大限の努力をする」と、イギリス各メディアに語った。

今年8月、現CEOのリチャード・ルイス氏より引き継ぐボルトン氏。来年の開催について、「まだ何も言うことはできない」と現時点での明言を控えたものの、最大限努力するとコメント。「今年はUSオープンと全仏オープンが開催される。我々は彼らが何をしているのかをよく見て、制約の中で仕事をしていることから私たちができることを学んでいきたい」と、2021年の開催に向けて取り組むと語った。

1945年の第二次世界大戦以来、75年ぶりに中止となったウィンブルドン。来年こそ万全の対策で開催されることを願うばかりだ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma