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2021.08.07

選手情報

錦織圭、約2年3ヵ月ぶりにツアー4強! 世界50位をストレートで破る[シティ・オープン]

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Photo by Getty Images

錦織圭、今年3月に敗れたハリスに雪辱! 約2年3ヵ月ぶりにベスト4入り

8月6日、「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンD.C./ATP500)シングルス準々決勝が行われ、錦織圭(日清食品/世界ランク67位)が、第14シードのロイド・ハリス(南アフリカ/同50位)を6-3、7-5のストレートで下し、約2年3ヵ月ぶりにツアー4強入りを果たした。

【動画】錦織圭、完璧なフォアハンドのカウンターショット&勝利の瞬間

今大会、錦織は初戦でサム・クエリー(アメリカ/同68位)、2回戦でも第9シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同39位)をストレートで下すと、3回戦で第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス/同29位)に3-6、6-3、6-3の逆転勝ち。今シーズン4度目のベスト8入りを果たしていた。

この日の相手は、3回戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン/同3位)を破ったハリス。今年3月のATP500ドバイ大会で対戦しており、錦織はフルセットの末に敗戦。今大会、3回戦後には、「サーブがいいし、ストロークもそんなに隙がない。でかい割に動けますし、厄介なプレーヤー」と評していた。

この日の試合、錦織は試合序盤から動きが良く、第1ゲームをブレークすると、第3ゲームでもハリスの攻撃をしっかり守り切り、2度目のブレークで一気にリードを広げる。その後、ミスが重なってブレークされ嫌な流れになったが、第8ゲームをキープし5-3とすると、第9ゲームでブレークして6-3でセットを奪った。

続く第2セット、互いにブレークポイントを握るもあと1本が奪えず。サービスキープが続く拮抗した試合が続いたが、6-5で迎えた第12ゲームで錦織がブレークに成功。約2年3ヵ月ぶりのツアーベスト4入りを果たした。

勝利した錦織は、準決勝でデニス・クドラ(アメリカ/同103位)とマッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同107位)の勝者と対戦する。

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