close

2021.09.23

選手情報

大坂なおみ、ツアー初優勝の思い出の大会「BNPパリバ・オープン」を欠場

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

大坂なおみがインディアンウェルズ大会を欠場

9月22日、世界ランク8位の大坂なおみ(日清食品)が、10月6日から開催される「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)を欠場すると、主催者が発表した。

【画像】恋人・コーデーさんとファッションの祭典に参加

グランドスラムに次ぐグレードの今大会は、2018年に当時世界ランク44位だった大坂が、シード勢4選手を破ってツアー初優勝を果たした大会。その後、4度のグランドスラム制覇を成し遂げるきっかけとなった。大会はSNSで「なおみ、2022年に会えることを楽しみにしています」と欠場を発表した。

今年5月、全仏オープン直前にアスリートのメンタルヘルスについて問題提起し、記者会見を行わないと宣言した大坂。自身もグランドスラム初制覇を成し遂げた2018年のUSオープン後からうつに悩まされていたことを告白した。

その後、約2ヵ月の休養を経て、東京オリンピックなど2大会に出場。9月のUSオープンでは、3回戦で19歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)に逆転で敗れた。その試合後の記者会見で「勝ってもうれしいと思わないし、負けても悲しい気持ちになる。次の試合がいつになるかわからない。しばらくは試合を休もうと思っている」と涙を流し、ツアーから一旦離れる意思を見せていた。

一方で、ファッションの祭典「メットガラ」に恋人でラッパーのコーデーさんとともに参加。コート外では元気な姿も見せている。少しでも気持ちをリフレッシュさせコートに戻ってくる日を楽しみにしたい。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma