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2021.10.03

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ノリーがシーズン5度目の決勝進出! ルブレフに逆転勝利「信じられないような試合だった」[サンディエゴ・オープン]

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ノリーがシーズン2勝目をかけて決勝で世界10位のルードと対戦

10月2日、「サンディエゴ・オープン」(アメリカ・サンディエゴ/ATP250)シングルス準決勝が行われ、キャメロン・ノリー(イギリス/世界ランク28位)が、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア/同5位)を3-6、6-3、6-4の逆転で下し、シーズン2勝目に王手をかけた。

【動画】ノリーが今季5度目の決勝進出! 広いコートカバーリング&読みでポイントを奪う

準々決勝で第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/同13位)に6-3、6-1で完勝したノリーは、ブレークポイントすら握れず、第1セットを落としてしまう。続く第2セットでは、第3ゲームでフォアハンドのミスが続いてピンチを招いたが、これを乗り切ると、直後の第4ゲームでこの試合初めてのブレークに成功。このリードを守って試合をファイナルセットに持ち込んだ。

勝負のファイナルセット、第3ゲームでノリーはフォアハンドのクロスでラリーの主導権を奪い、ブレークポイントを握ると、最後はネットプレーを決めてブレークに成功する。その後もコート深くにボールを集め、ルブレフの攻め手を奪ったノリー。サービスキープを続けて、今シーズン5度目の決勝進出を果たした。

試合後、ノリーは「信じられないような試合だったね。アンドレイ(ルブレフ)とは親友だから対戦するのは簡単ではない。記憶に残る試合になったよ。今大会はタフだから、しっかり休んで準備したいと思う」と、コンディションを整えて決勝を戦いたいとした。

今シーズン、ノリーは4月のATP250エストリル大会、5月のATP250リヨン大会、6月のATP500ロンドン大会の3大会で決勝に進出し、優勝まであと一歩のところまで迫っていた。そして、7月のATP250 ロスカボス大会で悲願のツアー初優勝。「初めてのタイトル獲得は大きな一歩で、これ以上ない喜び」と語っていた。

決勝では、第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同10位)と対戦。ルードは、準決勝でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/同29位)を6-4、4-6、6-4で下している。

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