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2021.10.18

選手情報

錦織圭は4つ順位を上げて49位、西岡良仁は78位にランクダウン。10/18付ATPランキングが発表

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「BNPパリバ・オープン」を制したノリーは自己最高15位に

10月18日、ATPは世界ランキングを更新。錦織圭(日清食品)は4つ順位を上げて49位、西岡良仁(ミキハウス)は3つ順位を下げて78位となった。

【画像】ATPランキングTOP20+その他の日本人をチェック(300位以内)

【画像】ATPツアー最終戦ランキング

アメリカ・インディアンウェルズで開催されたATPマスターズ1000「BNPパリバ・オープン」、USオープン以来、約1ヵ月ぶりの実戦となった錦織は、1回戦ではジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6(5)-7、6-3、6-2で勝利。2回戦で第18シードのダニエル・エバンズ(イギリス)と対戦し、6-3、3-6、4-6で敗れている。次戦は10月25日よりオールストリア・ウィーンで開催される「エルステバンク・オープン」(ATP500)に出場予定。「久しぶりのインドアで最後の3大会。特にこれという目標はないですけど、なるべく多くの試合をこなせたら」と語っている。通算82勝35敗、勝率70.1%と得意にしているインドア大会で上位進出を狙いたいところである。

同じく、西岡も右手首の怪我によりUSオープン以降、大会出場のなかったため、「BNPパリバ・オープン」が1ヵ月ぶりの試合に。1回戦では、フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)にフルセット勝利。2回戦では第20シード、ジョン・イズナー(アメリカ/同24位)に 3-6、4-6で敗れている。今週は、「VTBクレムリン・カップ」(ロシア・モスクワ/ATP250/10月18日〜24日)に出場。1回戦では過去2戦2勝のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦予定である。

また、「BNPパリバ・オープン」でATPマスターズ1000大会を初制覇したキャメロン・ノリー(イギリス)は、ランキングを11アップさせた15位と自己最高を更新。ツアー最終戦レースでも9位のフベルト・フルカチュ(ポーランド)まで160ポイントまで迫る10位にランクアップさせている (レース8位のラファエル・ナダル/同6位は、足のケガによりツアー最終戦は欠場となるため、9位まで出場可能)。そして準優勝となったニコロズ・バシラシビリ(ジョージア)も36位から27位に順位を上げている。

Nitto ATPファイナルズ、Next Gen ATPファイナルズを除けば、今シーズンのツアーもあと4週のみ。錦織、西岡をはじめとする日本人選手の戦い、ツアー最終戦争いと最後まで楽しむことができそうだ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma