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2021.10.25

選手情報

全豪OPワクチン未接種でも出場可能とするWTAのメールが流出

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未接種選手も検疫期間を経て入国が可能と綴っているWTAのメール

現地10月24日、ニューヨークタイムズ紙をはじめとする複数の報道機関が、WTAが選手宛てに送った全豪オープンに関するメールをリークした。

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テニス・オーストラリア(協会)からの情報としてWTAはメールの中で、ワクチン未接種の選手について、「12月1日以降であれば、いつでも入国できますが、2週間の厳しい検疫を受けることになります。また、出発72時間以内の検査で陰性となった選手は、到着後14日間のホテルでの検疫を受ける必要があり、定期的に検査を受けなければなりません」と綴っているという

この報道を受けて、ビクトリア州のスポーツ大臣であるマーティン・パクラ氏はすぐに反応。メルボルンのラジオ局の取材に対して、「政府と話し合いの途中だ。この件が決着するのは、あと2週間ほど先になると思われる。(現状で)保証しているのはワクチンを接種した選手は、他の入国者と同じように扱われるということ」とコメントしている。また、テニス・オーストラリアの最高責任者であるクレイグ・タイリー氏からの情報として、選手のワクチン接種率は80%近くになっているとも紹介している。

全豪オープンに出場するための、新型コロナウイルスのワクチン接種を巡っては、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)が“接種に関する個人的情報を開示しない”と表明。ダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク2位)もその意見に賛同の声を上げる状況になっている。 

いずれにせよ、あと2週間でこの問題も決着するようだ。全豪オープンは2022年1月17日に開幕する予定である。

【関連記事】メドベデフ、ワクチン接種をめぐるジョコビッチの意見に賛同


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Photo by Takeo Tanuma