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2021.10.29

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ラドゥカヌが8強入り、ストレート勝利も「私はまだまだ未完成」 [トランシルバニア・オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

ボグダンの強打にうまく対応したラドゥカヌ

現地10月28日、「トランシルバニア・オープン」(10月25日〜31日/ルーマニア・クルジュナポカ/WTA250)女子シングルス2回戦、18歳のUSオープン女王で第3シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス/世界ランク27位)は、アナ・ボグダン(ルーマニア/同106位)と対戦。6-3、6-4で勝利し、準々決勝に駒を進めた。

【写真】ラドゥカヌUSオープン写真館(写真19点)をチェック

【動画】ラドゥカヌ対ボグダンマッチハイライトをチェック


ポロナ・ヘルツォグ(スロベニア/同124位)との1回戦を勝利し、USオープン後ツアー初勝利を上げたラドゥカヌ。第1セット第1ゲームで、いきなりブレークのピンチを迎える。ここでしっかりファーストサーブを入れて先に先にと強打を打ち込んでキープに成功。すると続くボクダンのサービスゲーム、早いテンポでリターンを返し、オープンコートにストロークを打ち込んでいくとラブゲームでブレークに成功。その後は、ブレークバックのチャンスを与えず、6-3でセットを先取する。

第2セットでも、第1ゲームでブレークに成功したラドゥカヌ。ファーストサーブが入らず、第4ゲームでブレークバックを許したものの、ボグダンの強打に対して下がりながら対応。角度をつけて走らせると第7ゲームでブレーク。その後は、ブレークバックのチャンスを与えず、6-4で締めた。

ストレート勝利を果たしたものの、その内容には満足ではなかったようで、試合後、ラドゥカヌは「まだ自分の立ち位置を見つけるのに時間がかかっています。だからどの試合からも、多くのことを学んでいます。私はまだまだ未完成だと思っています」と語っている。

ラドゥカヌは現地29日に行われる準々決勝で、19歳と同世代のマルタ・コスチュク(ウクライナ/同55位)と対戦する。仮に勝利すると、準決勝では、憧れと語る第1シード、シモーナ・ハレプ(ルーマニア/世界ランク18位)と対戦する可能性がある。

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