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2021.10.28

選手情報

マレー、アルカラスにリベンジ許すも「今の自分より良いプレーができる」[エルステバンク・オープン]

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勝ち星重ねられなかったマレー、「2、3回戦で負け続けるつもりはない」

10月27日、「エルステバンク・オープン」(オーストリア・ウィーン/ATP500)シングルス2回戦、アンディ・マレー(イギリス/世界ランク156位)は、今月初めに行われたATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会で勝利しているカルロス・アルカラス(スペイン/同42位)と対戦。2時間6分の長い試合となったが、3-6、4-6のストレートでアルカラスにリベンジを許した。

【動画】マレー、熱戦の末にスペインの新星アルカラスに敗れる マッチハイライト

初戦で第5シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同10位)を破り、約1年2ヵ月ぶりにトップ10から勝利を挙げたマレー。この日は、今月初旬に行われた「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)2回戦で対戦し、5-7、6-3、6-2で勝利しているスペイン期待の新星、アルカラスとの試合となった。

第1セット、サービスエースで試合をスタートさせたマレーだったが、その第1ゲームをブレークされてしまう。その後、アルカラスの強打に食らいついたマレーは、第4ゲームで6度のデュースの末にブレークバックに成功する。だが、直後の第5ゲームでストロークが乱れ、再びリードを許すと、第9ゲームでもサービスゲームを破られて3-6でセットを落とした。

続く第2セット、第3ゲームでブレークに成功しリードを奪ったマレーだったが、その後は疲れからか攻め手を欠いてチャンスを握れず。反対にサービスゲームでピンチをしのぐ苦しい展開を強いられると、4-2から2度のブレークで4ゲームを連取され、アルカラスにインディアンウェルズ大会の雪辱を果たされた。

試合後、マレーは「第2セットでは1ブレークアップしていたけど、2つ目のブレークを取りに行くという点においては、冷酷になりきれなかった」と反省。それでも「大会の2回戦、3回戦で負け続けるつもりはないよ。1、2週間後、あるいは数か月後にはそれも突破口が開けて、もっと良くなると思う。今の自分よりもいいプレーができることはわかっているし、そうするつもり。僕の体がそのチャンスを得られるように持ちこたえてくれることを願うばかりだ」と、今後の自分に期待した。

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