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2021.11.02

選手情報

マレー、7度のマッチポイント取りきれず初戦敗退で「がっかりしている」。直前で左利きの相手に変更で対策できず [ロレックス・パリ・マスターズ]

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Photo by Getty Images

マレー、次週ストックホルム大会に出場予定も「2、3日中にチームと話し合う」

11月1日、「ロレックス・パリ・マスターズ」(フランス・パリ/ATPマスターズ1000)シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のアンディ・マレー(イギリス/世界ランク142位)は、ラッキールーザーのドミニク・コプファー(ドイツ/同58位)に4-6、7-5、6(9)-7のフルセットで敗戦。7度のマッチポイントを取りきれず、初戦で姿を消した。

【動画】マレーの咆哮に観客も熱狂!&マッチハイライト

この日、試合直前でマレーの対戦相手だった右利きのジェンソン・ブルックスビー(アメリカ/同56位)が腹痛のため試合直前で棄権。ラッキールーザーで左利きのコプファーに対戦相手が変わった。

これが影響したか、マレーは試合序盤からリズムに乗れず、2度のサービスブレークを許すと、第1セットを4-6で落としてしまう。第2セットこそ持ち前の粘り強さで、終盤に4ゲームを連取。ファイナルセットに持ち込んだものの、第10ゲームとタイブレークで手にした7度のマッチポイントをものにできず、3時間1分のロングマッチの末に敗れた。

試合後、マレーは「今はとてもがっかりしている。勝つための十分なプレーができなかった。それが一番残念なこと」と悔しさをにじませた。

また、対戦相手が変わったことに対しては、「いつもは左利きの選手と対戦する場合、ほとんどの選手は少なくともサーブを打ってもらうなどの対策をする。だけど、練習をした後に(対戦相手の棄権が)わかった。立ち上がりが悪かったのはそのせいかもしれない」と少なからず影響があったという。

それでも「試合が始まってからもミスにミスを重ねた。サーブでフリーポイントを奪うのに苦労したし、ここ数週間良かったセカンドサーブもうまく打てなかった」とサービスキープに苦労したことが敗因だと語った。

今後は、11月7日より開催される「ストックホルム・オープン」(スウェーデン・ストックホルム/ATP250)に出場予定のマレー。だが、先週のATP500ウィーン大会初戦でフベルト・フルカチュ(ポーランド/同10位)と2時間40分、前々週のATP250アントワープ大会ではフランシス・ティアフォー(アメリカ/同41位)と3セットマッチとして今シーズン最長の3時間45分の試合をしており、疲れや人工股関節を入れている怪我の再発を懸念。「2、3日中にチームと話し合う」とした。

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