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2021.11.05

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メドベデフ、コルダのミスを引き出し逆転でベスト8進出「理にかなった試合運びができた」[ロレックス・パリ・マスターズ]

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Photo by Getty Images

メドベデフ、観客の声援に「楽になる」

11月4日、「ロレックス・パリ・マスターズ」(フランス・パリ/ATPマスターズ1000)シングルス3回戦が行われ、第2シードのダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク2位)が、セバスチャン・コルダ(アメリカ/同39位)と対戦。4-6、6-1、6-3の逆転で下し、ベスト8入りを決めた。

【動画】メドベデフ、コルダに逆転勝ちでベスト8! マッチハイライト

この日の試合、メドベデフは第1セットで4度のブレークチャンスがありながら、これをものにできず。1ブレークを許して、セット落とした。だが、第2セット以降は自らのアンフォーストエラーを減らし、ラリーを長くすることでコルダのミスを引き出すと、6-1でセットを奪い返すとファイナルセットでも3度のブレークに成功し逆転で勝利を収めた。

試合後、メドベデフは「細かいことを言えばキリがないが、第1セットは取るべきだった。チャンスがあったのにそれを生かせなかった。でも、冷静に自分のプレーを続けて、より良いプレーをすることができた。最終的には理にかなった試合運びができたよ」と振り返った。

昨年は無観客だった今大会だが、今年は有観客で開催。これについて「とても良いよ。もし観客が僕を応援していなくても、僕は何とかしなければならない。時にはこのエネルギーを引き出さなければならず、“自分のためだ”と思い込まなければならない」と観客がいるからこそ生まれるプレーがあるという。

実際、ファイナルセット序盤では自分のペースでできていないと感じていたようだが、「観客の声援があればとても楽になる。第3セットではそれを感じて、とてもうれしかった。だから勝ち取ることができた」とファンに感謝した。

だが、準々決勝の相手は地元フランスのヒューゴ・ガストン(同103位)。圧倒的アウェイとなることが予想される中、メドベデフはその状況をどう打破していくのだろうか。

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