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2021.11.11

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青山修子/柴原瑛菜がツアー最終戦の初戦を白星で飾る! [WTAファイナルズ]

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Photo by Getty Images

青山修子/柴原瑛菜が初戦白星スタート! 19年ぶりに日本人ペアが出場

11月9日、女子テニスのツアー最終戦「アクロンWTAファイナルズ グアダラハラ」(メキシコ・グアダラハラ)が大会初日を迎え、日本人ペアとして19年ぶりに出場を果たしたグループ・テノチティトランの青山修子(近藤乳業/ダブルス世界ランク6位)/柴原瑛菜(橋本総業HD/同6位)は、ダリア・ユラク(クロアチア/同10位)/アンドレア・クレパク(スロベニア/同25位)と対戦。6-0、6-4のストレートで勝利し、WTAファイナルズ初勝利を挙げた。

【動画】青山修子/柴原瑛菜がWTAファイナルズ初白星! マッチハイライト

同大会のダブルスに、日本人選手が出場するのは2008年の杉山愛さん以来13年ぶりで、ペアとしては2002年の杉山さん/藤原里華さん以来19年ぶりの青山/柴原。

柴原のサービスエースで始まったこの日の試合、アグレッシブなストローク、ネットでのプレーを見せ、青山/柴原は一気に6ゲームを連取。わずか25分で第1セットを先取した。

続く第2セットでは、ユラク/クレパクも調子を上げ、競った戦いとなり第3ゲームでブレークを許したものの、直後のゲームですぐさまブレークバック。第8ゲームでは3本のブレークチャンスをものにできなかったが、第10ゲームでマッチポイントを握ると、柴原がリターンを強打。これをユラクがネットにかけて、青山/柴原がWTAファイナルズ初白星を挙げた。

青山/柴原は、今シーズン、開幕戦のWTA500アブダビ大会と2月のWTA500メルボルン大会で2大会連続優勝を挙げると、4月のWTA1000マイアミ大会でキャリア最大のタイトルを獲得。その後も6月のWTA500イーストボーン大会、8月のWTA250クリーブランド大会で優勝。グランドスラムでも全豪オープンでベスト8、ウィンブルドンでベスト4入りを果たし、世界ランキングで自己最高となる6位を記録して、今大会への出場を決めた。今大会に出場するダブルスペアで最多のシーズン5勝を挙げている。

今大会のグループ名には、メキシコの古代都市の名前が付けられている。

<シングルス>
【グループ・チチェン・イッツァ】
アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/世界ランク2位)
マリア・サッカリー(ギリシャ/同6位)
イガ・シフィオンテク(ポーランド/同9位)
パウラ・バドサ(スペイン/同10位)

【グループ・テオティワカン】
バルボラ・クレチコワ(チェコ/同3位)
カロリーナ・プリスコバ(チェコ/同4位)
ガルビネ・ムグルザ(スペイン/同5位)
アネット・コンタベイト(エストニア/同8位)

<ダブルス>
【グループ・テノチティトラン】
青山修子(近藤乳業/ダブルス世界ランク6位)/柴原瑛菜(橋本総業HD/同6位)
ニコール・メリチャー(アメリカ/同13位)/デミ・シュールズ(オランダ/同12位)
サマンサ・ストーサー(オーストラリア/同24位)/ジャン・シューアイ(中国/同8位)
ダリア・ユラク(クロアチア/同10位)/アンドレア・クレパク(スロベニア/同25位)

【グループ・エル・タヒン】
バルボラ・クレチコワ(チェコ/同3位)/カテリーナ・シニアコワ(チェコ/同2位)
シェイ・スーウェイ(台湾/同1位)/エリーゼ・メルテンス(ベルギー/同4位)
アレクサ・グアラチー(チリ/同14位)/デジラエ・クラフチュク(アメリカ/同21位)
シャロン・フィッチマン(カナダ/同26位)/ジウリアナ・オルモス(メキシコ/同23位)

※ランキングは11月8日付のもの

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