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2021.11.21

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ズベレフ、世界No.1ジョコビッチを下して決勝進出、「明日に向けて最高のチャンスを得た」[Nitto ATPファイナルズ]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

ロングラリーでポイントをものにしたズベレフが競り勝つ

現地11月20日、「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ)シングルス準決勝、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)は、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)と対戦。ズベレフが 7-6(4)、4-6、6-3で勝利し、優勝した2018年大会以来となる決勝進出を果たした。

【動画】ATPも“信じられない”と紹介した35本のラリー映像をチェック

【動画】ジョコビッチ対ズベレフマッチハイライトをチェック


非常に見応えのある準決勝となった。第1セット序盤〜中盤はキープが続く展開に。4-5で迎えたズベレフのサービスゲーム、15オールで迎えたポイントは35本にも及ぶロングラリーに。これをポイントにしたジョコビッチは、30-40とセットポイントを迎える。ズベレフはここをサーブポイントで凌ぐとキープに成功。続く第10ゲーム、今度はズベレフが15-40とブレークチャンスを握る。しかし、今度はジョコビッチがサーブポイント、サーブ&ボレーで凌いでキープに成功する。

迎えたタイブレーク、1本ずつミニブレークを奪うと、4-3で迎えたポイントで、ズベレフがコードボールをうまく処理してミニブレークに成功。そのリードを保って7-6(4)でセットを先取する。

第2セットもキープが続く展開に。第9ゲーム、ジョコビッチはリターンを叩いて30-40とブレークチャンスを握る。1本は凌がれたものの、2度目のブレークポイントで、足元にリターンを返すとズベレフが返球できず。ブレークに成功する。そして、続くゲームをキープして6-4、ジョコビッチがセットを取り返した。

勝負の第3セット、先にチャンスを迎えたのはズベレフ。第3ゲーム、サーブを生かしてラブゲームでキープに成功すると、続くジョコビッチのサービスゲームで、ミスを引き出して15-40とブレークポイントを迎える。1本は凌がれたものの、続くポイントでジョコビッチのショットがオーバーとなり、ブレークに成功する。

ジョコビッチは第7ゲームで、ブレークバックのチャンスを迎えたが、ここでフォアハンドがオーバーして、キープを許す。5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチに、ズベレフはラブゲームで締めて6-3、王者ジョコビッチから今季2勝目を挙げた。

35本とジョコビッチより8本多いウィナーを決めたズベレフは、アンフォーストエラーでも24本とジョコビッチより5本少ない数字を記録。また5本以下のラリーでは61対59とジョコビッチがわずかに優勢だったが、5〜9本では20対17、9本以上のラリーでは20対10とズベレフが優勢にプレーした。

この試合も含めて今季5度対戦し、どれも接戦となっていることもあり、ズベレフは、「毎回、(ジョコビッチとは)何時間もかけてプレーすることになる。今年、最もコート上で戦ったのは彼なんだ。だからこそ勝利に満足しているし、この地で決勝に進出し、明日に向けて最高のチャンスを得ることができたことをうれしく思っている。(決勝で戦うメドベデフには)グループステージで戦い、ファイナルセットタイブレーク6-8で敗れている。明日の試合も素晴らしいものになるはず。とにかく楽しみだよ。この大会には最高の選手しかいないので、優勝するには多く努力が必要になる。彼は今、世界で最も優れたプレーヤーの一人だから、難しい試合になると思う」とコメントしている。

決勝で戦うダニール・メドベデフ(ロシア/同2位)とは、過去5勝6敗。さらにツアー最終戦では3度対戦し、1勝2敗となっている。2018年大会以来となる優勝を果たすことはできるか。シングルス決勝は現地17時(日本時間25時)から行われる。



Nitto ATPファイナルズ
日程/2021年11月14日(日)〜21日(日)
開催地/イタリア・トリノ:パラ・アルピツアー
賞金総額/725万ドル(約8.3億円)
ポイント/ラウンドロビン1勝:200ポイント、準決勝勝利:400ポイント、決勝勝利:500ポイント、無敗優勝:1500ポイント
サーフェス/室内ハード(グリーンセット)
試合球/ダンロップATP

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