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2021.11.26

選手情報

デ杯代表初選出のアルカラスが新型コロナウイルス陽性反応「とても残念」

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Photo by Getty Images

アルカラス「楽しみにしていたデ杯に出場できなくなった」

11月25日、ITF(国際テニス連盟)は、デビスカップのスペイン代表チームの1人から新型コロナウイルスの陽性反応が出たと発表。それが代表初選出となった18歳、カルロス・アルカラス(世界ランク32位)だとわかった。

【画像】自身のインスタグラムで新型コロナウイルスの陽性を明らかにしたアルカラス

アルカラスは、「今日、新型コロナウイルスの陽性反応が出てしまい、楽しみにしていたデビスカップに出場できなくなったことを伝えたい」と、自身のインスタグラムで報告。

「チームと初めて会った土曜日には、PCR検査は陰性で2日おきに行っていた抗原検査もすべて陰性だった。デビスカップという、僕にとって非常に重要で特別な大会を欠場することになってしまいとても残念だ」と綴った。

なお、症状は軽く、今後の経過を見守りたいとしているアルカラス。ITFによると、陽性反応が出た選手に関してスペインテニス連盟の監督のもと隔離され、他のメンバー(パブロ・カレーニョ・ブスタ、アルベルト・ラモス・ビニョラス、フェリシアーノ・ロペス、マルセル・グラノイェルス)も新たにPCR検査を受けた。デビスカップの前回覇者であるスペインは、26日にエクアドルと対戦する予定となっている。

今シーズン、7月のATP250ウマグ大会でツアー初優勝を挙げたアルカラスは、9月のUSオープンでは当時世界ランク3位のステファノス・チチパス(ギリシャ)から勝利すると、グランドスラム初のベスト8入り。さらに、21歳以下のツアー最終戦「インテサ・サンパオロNext Gen ATPファイナルズ」でも圧倒的な強さを見せてツアー2勝目。2021年シーズン開幕時の世界ランク146位から32位と大きく躍進を遂げている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma