中学生の富田悠太が準優勝!
支援金は松岡隼と大岐優斗が獲得12月12日(日)、現役プロの西岡良仁(ミキハウス/世界ランク81位)が主催する「Yoshi’s CUP」が三重県・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿にて開催された。大会2日目となるこの日は、前日の予選リーグでA・B各グループ1・2位の選手が決勝トーナメントを戦い、3・4位の選手が順位決定トーナメントを行った。【画像】出場選手のプレー写真&大会2日目の結果準決勝は、荏原SSCでともに練習していたかつての同胞、松岡隼(桜田倶楽部)と三城貴雅(荏原SSC)の顔合わせに。前日にタイブレーク2試合と苦しい戦いをした松岡が、それを修正し高い集中力を見せる。要所でいいサーブを叩き込み、3ゲーム目で早くもブレークすると、フォアハンドやネットプレーで組み立てて6-2で決勝進出を果たした。もう一方は、宮崎県から参戦した大岐優斗(佐土原高)と、唯一の中学生である富田悠太(チェリーTC)との対戦。第1ゲームで大岐がスタートダッシュを見せブレークする。このまま優位に進めると思いきや、富田が次第に相手のスピードに慣れ始め、6ゲーム目でブレークバック。その後はお互いブレーク合戦となる中、5-5の11ゲーム目で富田がキープに成功。さらに硬軟織り交ぜたストロークと、チャンスでネットをとる積極的なプレーで大岐のサービスゲームをブレークし、7-5と制して決勝へ進んだ。松岡と富田の決勝は、気合いみなぎる松岡がスピードボールで攻めるのに対し、富田がそれをスピンやフラット系などさまざまな球種で返球してミスを誘うという展開に。第1セット、お互い1ブレークずつで迎えた5-5の第11ゲーム、松岡が富田のサービスゲームをラブゲームでブレークし、そのまま7-5で第1セットを先取する。第2セット、松岡はサーブとフォアの早い展開、富田はバリエーション豊かなショットやネットアプローチといったお互いのよさを出し合うなか、松岡が3-3で得た唯一のブレークを守りきり、6-4で奪取。ストレート勝ちで優勝を果たした。順位決定トーナメントでは、抜群の安定感を見せた本田尚也(文星藝術大学付属高)が5位に。6位には山本夏生(相生学院高)、7位は眞田将吾(四日市工業高)、8位は服部怜矢(ノアTA垂水)という結果となった。なお、西岡が独自の視点で選定する「西岡賞」には大岐が選ばれ、表彰式では優勝の松岡と大岐に目録が手渡された。【大会結果】優勝:松岡隼(桜田倶楽部)準優勝:富田悠太(チェリーTC)3位:大岐優斗(佐土原高) ※西岡賞4位:三城貴雅(荏原SSC)5位:本田尚也(文星藝術大学付属高)6位:山本夏生(相生学院高)7位:眞田将吾(四日市工業高)8位:服部怜矢(ノアTA垂水)【各選手&西岡良仁のコメント】松岡隼(優勝)大会前からずっと優勝を狙っていたので達成できてうれしいです。接戦になったら気持ちだと思っていたので、気持ちで引かないようにしました。サポートしていただくお金は来年の年始の海外遠征で使わせていただき、なるべく早くグランドスラムジュニアに出場したいと思っています。富田悠太(準優勝)レベルの高い人ばかりの大会で、準優勝でしたが、本当にいい経験ができました。これからもここで得たものを生かし、どんな相手でも一球一球全力で戦っていきたいと思っています。もし来年呼んでいただけたら絶対優勝したいです。大岐優斗(西岡賞)優勝はできなかったのですが、(西岡賞に)選んでいただけて、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。お金は海外遠征に使いたいと思っています。この2日間は普通の大会ではないことばかりで、自分の中で初めてのことが多く、とても刺激になりました。西岡良仁(大会ディレクター)裏方をやるのは初めての経験でしたが、個人的にいい経験でした。また、サポートしてくださった方が優秀な方ばかりで、すべてがうまくいったと思います。選手たちはいろいろな目的を持って、この大会に臨んでくれましたし、真面目に真剣に戦ってくれました。たくさんのことを得て帰ってくれるでしょうし、負けてしまった子もくじけずに、これを糧にして頑張ってほしいです。
「Yoshi’s Cup」●大会主催:合同会社 YNM●大会後援:三重県テニス事業協会●大会協賛:公益財団法人国際スポーツ文化財団、ヨネックス株式会社、森永製菓株式会社、NOK株式会社、株式会社TENTIAL●大会協力:朝日放送テレビ株式会社、医療法人みどりクリニック、ガット張り専門店キートス、ニックインドアテニスカレッジ、株式会社グライダーアソシエイツ●ディレクター:西岡良仁●日程: 2021年12月11日(土) 10:00〜17:00(10:00〜10:30は開会式) 2021年12月12日(日) 10:00〜17:00(17:00〜17:30は表彰式/閉会式)●場所:三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿(三重県鈴鹿市御園町1669)●配信URL: https://www.youtube.com/channel/UCyGxHSHAJSukCPrhufLzITg(西岡良仁YouTube) https://spo.live/(Spolive)●出場選手: 松岡 隼(桜田倶楽部/神奈川県出身/2021年全日本ジュニア16歳以下優勝、2021年16歳以下国別対抗戦日本代表) 眞田将吾(四日市工高/三重県出身/2021年全日本ジュニア16歳以下準優勝) 三城貴雅(荏原SSC/神奈川県出身/2021年全日本ジュニア16歳以下ベスト4) 服部伶矢(ノアTA垂水/京都府出身/2021年全日本ジュニア16歳以下ベスト8) 大岐優斗(佐土原高/宮崎県出身/2021年全日本ジュニア16歳以下ベスト8) 富田悠太(チェリーTC/愛知県出身/2021U-15全国選抜ジュニア優勝) 本田尚也(文星藝術大学付属高/栃木県出身/2021年16歳以下国別対抗戦日本代表) 山本夏生(相生学院高/兵庫県出身/2019年全日本ジュニア14歳以下優勝)●試合方法: 11日/4人ずつ2ブロックで予選ラウンドロビン方式 12日/各ブロック1・2位の4人で本戦トーナメント方式、各ブロック3・4位の4人で順位戦トーナメント方式●表彰: 優勝/海外遠征費・キャンプ費などを補助(上限100万円) 西岡賞(西岡が独自の目線で選定)/海外遠征費・キャンプ費などを補助(上限50万円)●Yoshi’s CUP公式サイト:http://yoshihito-nishioka.com/yoshis-cup/
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
いますぐ登録
会員の方はこちら