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2021.12.14

選手情報

US女王のラドゥカヌ、新型コロナウイルス陽性に。16日開幕のエキジビションマッチも欠場

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ラドゥカヌ「すぐにコートに戻れることを願っている」

12月13日、アラブ首長国連邦・アブダビにて開催予定のエキジビションマッチ「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」は、USオープン女王のエマ・ラドゥカヌ(イギリス/女子世界ランク19位)が、新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを発表。イベントを欠場するとした。

【画像】ラドゥカヌのコメントとともに欠場を発表した大会SNS

ラファエル・ナダル(スペイン)や同じイギリスのアンディ・マレーらとともに、同イベントで東京オリンピック金メダリストのベリンダ・ベンチッチ(スイス/同23位)と対戦する予定だったラドゥカヌ。

「アブダビのファンの前でプレーすることをとても楽しみにしていました。しかし、残念ながら新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、次の機会まで延期しなければなりません。ルールに従って隔離をしているので、すぐにコートに戻れることを願っています」と新型コロナウイルスに感染し、出場辞退を報告した。

また、イベント主催者は「現在、エマ(ラドゥカヌ)は隔離され必要なプロトコルに従っている。我々は一日も早い回復を願い、すぐにコートに戻ってくることを期待している」と述べており、16日に行われる予定だったベンチッチとの試合も代替選手を検討。追って発表するとした。

9月のUSオープンで予選から10連勝を飾り、予選勝者による初めてのグランドスラム優勝を果たしたラドゥカヌは、11月にアンゲリーク・ケルバー(ドイツ)を世界1位へ押し上げたトーベン・ベルツ氏をチームに招へい。今回のエキジビションマッチが行われるアブダビでプレシーズンを過ごし、27日にオーストラリアに出発して、1月3日開幕のWTA250メルボルン大会でシーズンを開始する予定としていた。

新型コロナウイルスからの早い回復を祈るとともに、再びコートで見られることを楽しみにしたい。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma