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2021.12.15

選手情報

ティエム復帰戦欠場。“最高レベルで戦う準備ができていない”と発表[ムバダラ・ワールド・テニス選手権]

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来季に向けて“準備を続ける”と発表したティエム

12月15日、元USオープン王者のドミニク・ティエム(オーストリア/世界ランク15位)は自身のSNSで、出場予定だったエキジビションマッチ「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」(12月16〜18日、アラブ首長国連邦・アブダビ)を、“最高レベルで戦う準備ができていない”ため、欠場すると発表した。

【SNS】エキジビションマッチ欠場を発表したティエムの投稿がこちら

【動画】ティエム2021年シーズンハイライトをチェック


「アブダビでの復帰戦を楽しみにしていました。しかし、まだ最高レベルで戦う準備ができていないと感じました。今年出場できなかったことは残念です。私は来シーズンに向けて準備を続けていかなければなりません。将来的に、ムバダラ・ワールド・テニス選手権に戻ってきて、出場できればと思います」とティエムはツイッターに文字で、インスタグラムにはストーリーズ動画で発表している。


10日前の12月5日、リハビリ中に撮影した9本の写真、動画に「2ヵ月間のハードワークと新シーズンへの準備を終えて、いよいよ太陽を追いかける時がやって来た」とテキストを添えて投稿。実戦に戻ると予告していたティエム。同エキジビションマッチでは、現地16日に、アンディ・マレー(イギリス/同134位)と対戦し、勝利した場合、翌17日にラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク6位)と対戦することになっていた。現在のところ「準備不足」が、痛めていた右手首の問題なのか、そのほかの問題なのかはわかっていない。

同大会は同日、ティエムに加えて、故障のため、キャスパー・ルード(ノルウェー/同8位)も欠場することも発表。さらに昨日、発表となった新型コロナウイルス陽性のために大会欠場となるエマ・ラドゥカヌ(イギリス/同19位)と3人の代替選手として、テイラー・フリッツ(アメリカ/同23位)、ダニエル・エバンズ(イギリス/同25位)、オンス・ジャバー(チュニジア/同10位)が出場することを発表している。ルードの故障情報についても、詳細は明らかになっていない。

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Photo by Takeo Tanuma