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2021.12.19

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ルブレフがマレーを破り大会初優勝。新シーズンへ「このような試合ができたのは素晴らしい」

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ルブレフが、3度目の出場で初優勝

12月18日、エキジビションマッチ「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・アブダビ)の決勝が行われ、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア/世界ランク5位)が、アンディ・マレー(イギリス/同134位)を6-4、7-6(2)で破り、3度目の出場にして初優勝を飾った。

【動画】優勝したルブレフからのメッセージ「来年も合えることを楽しみにしている」

ルブレフは、パワフルなストロークで押し込んでいくと、マレーは防戦一方に。第5ゲームでブレークに成功すると、マレーにブレークポイントすら握らせず、第1セットを6-4で奪う。

続く第2セット、第1ゲームでブレークに成功し、好スタートを切ったルブレフだったが、マレーにワンチャンスをものにされ、第8ゲームでブレークバックを許す。それでも、ここまで安定したサービスを見せていたルブレフ。タイブレークに持ち込むと、4度のミニブレークに成功し、大会初優勝を飾った。

試合後、ルブレフは「この大会に来るのは3回目だけど、いつも楽しみにしているよ。トッププレーヤーとの質の高い試合ができるんだ。新シーズンに向けて、このような試合ができたのは素晴らしいことだし、そのためにここに来ている」と価値のある大会だったとコメント。

また、「アンディ(マレー)とコートを共にするのはとてもうれしい。彼は特別な選手で真のレジェンド。素晴らしい試合だった。観客のみんなも楽しんでくれたと思う」と、マレーとともに決勝を戦えたことを喜んだ。

一方、敗れたマレーは試合直後こそ悔しそうな表情を浮かべたが、インタビューでは「前向きに考えているよ。健康だしトップの選手との試合で自分の思うようなプレーをして、大きな大会で良い結果を出す必要がある。もし、みんながこの大会に僕に戻ってきてほしいと思うのであれば、ぜひ戻ってきたい。新しいシーズンに向けて素晴らしい準備ができたよ」と語った。

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