close

2022.01.07

選手情報

土居美咲、2時間半超の熱戦制してキャリア初のWTA500ベスト4[アデレード国際1]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

土居美咲、2本のマッチポイント跳ね返し世界100位を下して4強入り

1月7日、女子テニスの開幕戦のひとつである「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード/WTA500)シングルス準々決勝が行われ、世界ランク105位の土居美咲(ミキハウス)は、カーヤ・ユバン(スロベニア/同100位)と対戦。6-3、4-6、7-6(5)で下し、WTA500レベルで初のベスト4入りを果たした。

【画像】土居美咲の2時間48分におよぶ戦いを称えた大会ツイート

今大会、土居は1回戦でクリスティーナ・クコワ(スロバキア/同97位)を6-3、3-6、6-1で下し、今季初勝利を挙げると、2回戦ではアナスタシア・ガサノバ(ロシア/同130位)に7-6(4)、6-3のストレート勝ち。2019年9月の東レ パン パシフィック オープン以来、約2年4ヵ月ぶりにWTA500でベスト8入りを果たしている。

この日の相手は、2回戦で第2シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/同2位)から金星を挙げているユバン。両者は初対戦となった。

第1セット、ユバンに攻められる場面もあった土居だが、安定したストロークを見せてピンチをしのぐと、第8ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった5-3の30-40では、土居のショットがアウトの判定となり、ブレークされたかと思われたが、チャレンジシステムで判定が覆ると、3連続ポイントで第1セットを6-3で奪った。

第2セットでは、ユバンの攻撃力に苦しめられ、セットを落とした土居は、最終セットでもピンチをしのぐ展開となり、第6ゲームでブレークを許してしまう。

それでも粘り強さを生かし、次ゲームでブレークバックに成功。第12ゲームでは2本のマッチポイントを握られたが、これを守り切りタイブレークに持ち込むと、3度目のマッチポイントで土居の武器であるフォアハンドウィナーが決まり、キャリア初のWTA500ベスト4入りを果たした。試合時間は2時間48分のロングマッチだった。

準決勝で土居は、第7シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン/同14位)と対戦する。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ