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2022.01.10

選手情報

ジョコビッチの豪入国問題。裁判所がビザ取り消しは「不合理」だと判決し隔離施設からの解放を命令

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メルボルンの裁判所、ジョコビッチのビザ取り消しは「不合理」

1月10日、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)がオーストラリアへの入国を拒否された問題で、裁判所は政府のビザ取り消しが「不合理」だと判決。ジョコビッチを隔離施設から直ちに解放することを命じたと、オーストラリアメディアが報じた。

【画像】コロナ陽性が判明した翌日に自身の記念切手発売のイベントで笑顔を見せるジョコビッチ

全豪オープンで4年連続10度目の優勝、そして男子では史上最多となる21度目のグランドスラム制覇を狙っているジョコビッチは、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けておらず、今月5日にオーストラリア・メルボルンに到着。だが、入国要件を満たすための適切な書類を提示できなかったという理由でビザを取り消され、以来オーストラリアの入国者収容施設で拘束されており、これに不服申し立てをして入国を認めるよう訴えていた。

ジョコビッチ側の提出した書面では、昨年12月16日にPCR検査で陽性になっており、これによりワクチン接種を免除されたと主張していた。

一方、陽性が判明したという16日~18日には、セルビアで行われたイベントに参加していたとも海外紙に指摘されており、コロナ陽性自体が事実だったかも疑問視されていた。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma