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2022.01.19

選手情報

大坂なおみ5年連続6度目となる3回戦進出。世界54位ブレングルの粘りにうまく対応[全豪オープン]

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5年連続6度目となる3回戦進出を決めた大坂

1月19日、全豪オープン3日目、女子シングルス2回戦。第13シードの大坂なおみ(フリー/世界ランク14位)は、マディソン・ブレングル(アメリカ/同54位)と対戦。第2セット、ブレングルも持ち前の粘りを見せたものの、大坂が6-0、6-4で勝利し、5年連続6度目となる3回戦進出を決めた。

【動画】大坂なおみ対ブレングル全豪2回戦ハイライトをチェック

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1回戦では、第1セット終盤からカミラ・オソリオ(コロンビア/同53位)のショットがよくなり、難しい局面も迎えたものの、我慢強くプレーし、6-3、6-3で勝利している大坂。試合前の練習では、コートの中に入っての強打などを練習している。

コイントスに勝った大坂がサーブを選んで試合がスタート。ファーストサーブが5本中3本入らなかったが、ストロークが深く決まってキープに成功。リズムよくリターンゲームに入ると、バックハンド、フォアハンドと2本のウィナーも決まり、いきなりブレークに成功する。

ブレングルは、オープンコートにつなぎ、フォアハンド・スライスでテンポを変えていくが、大坂はアングル、ダウン・ザ・ラインと強打を決めていくと、第4ゲーム、第6ゲームもブレークに成功。わずか20分、6-0でセットを先取する。このセット、大坂は13本のウィナーを決めている(ブレングルは0)。

第2セット、ブレングルが本来の持ち味を発揮しはじめる。

第2ゲーム、サービスゲームでブレングルは40-15とすると、ここで大坂のフォアハンドがアウト。この試合初のキープに、両手を上げて歓喜する。続く第3ゲーム、バックハンドで逆クロスにウィナーを決めるなどブレングルの好ショットが続き15-40とブレークポイントに。ここをサービスポイント、フォアハンド・ウィナーで凌ぐと大坂がキープに成功。2-1とする。

しかし、徐々に大坂のアンフォーストエラーが増えていく。第5ゲームに続いて、第7ゲームでも15-40とブレークのピンチを迎える。なんとか凌いでいた大坂だが、4度目のブレークポイントで、スマッシュがオーバー。ブレークされてしまう。

それでも、1回戦後、「すべてを常に完璧であることは不可能だということもわかっている。落ち込むことがあってもそれを受け入れて、克服する方法を考えなければならない」と語っていた大坂。すぐに気持ちを立て直して、第8ゲームでブレークバックに成功。4オールとする。

第9ゲームは、ラブをラブゲームでキープした大坂。続くブレングルサーブの第10ゲームを見事ブレークして6-4。1回戦に続き、ストレートで勝利し、3回戦進出を決めた。

続く3回戦、大坂はアマンダ・アニシモワ(アメリカ/世界ランク60位)と対戦する。




■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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