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2022.01.23

選手情報

チリッチ、世界6位ルブレフとの打ち合い制す「最高のプレーをすれば、ほとんどの選手を倒せる」[全豪オープン]

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強打対決を制したのはチリッチ

1月22日、全豪オープン6日目、男子シングルス3回戦。は、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア/世界ランク6位)と第27シードのマリン・チリッチ(クロアチア/同27位)と対戦。試合開始から気迫のショットを見せたチリッチが、7-5、7-6(3)、3-6、6-3で勝利し、2年ぶり8度目の4回戦進出を果たした。

【動画】チリッチ対ルブレフ全豪3回戦ハイライトをチェック

「ファースト・ポイントから、私からも、アンドレイからも、強打が飛び交っていた」(チリッチ)というように、開始から強打の応酬に。1ブレークずつ奪い合ってセット終盤を迎える。すると、ルブレフサーブの第12ゲーム、30-30でチリッチがセカンドサーブを強打してブレークポイントを迎えると、続くポイントでルブレフのフォアハンドがオーバー。7-5でチリッチがセットを先取する。

続く第2セットは互いにブレークポイントすら与えずにタイブレークへ。3ポイント目、チリッチがファーストサーブを強打。これが足元に来たルブレフが返球できず。1本ミニブレークを奪われたものの、逆に2本奪って7-6(3)、またもチリッチが連取する。

チリッチはその勢いのまま、第3セット第2ゲームでブレークを奪って3-1とリードする。
だが、「3-1でブレークチャンスを迎えて、成功すれば勝てるというところまで行ったんだ。ところが、その20分後には3-6で逆転されてしまった」とチリッチが振り返るように、ルブレフは第5ゲーム、良い形でキープをして流れを作ると第6ゲーム、リターンから積極的に叩いていき、ブレークに成功。さらに第8ゲームでもラブゲームでブレークし、6-3でルブレフがセットを取り返す。

これで流れが変わるかと思われたが、第4セット、さらにプレーレベルを上げたのはチリッチだった。第3ゲームをラブゲームでキープすると、第4ゲーム、サーブを攻め、ラリーでは壁のように返していってミスを引き出してブレークに成功。そのまま6-3で締めて、第5シードから勝利をもぎ取った。

この試合、チリッチはアンフォーストエラーが41本と多かったが、ウィナーが55本。強打のルブレフ(ウィナー38本)を上回った。

「非常に質の高いテニスができたよ。彼は、チャンスを与えれば必ずものにするタイプ。だから積極的に攻めていった。自分のサーブも質が良かったので、自由にショットを打つことができたし、リターンも良かった。彼のサーブでは、できるかぎり攻めたんだ。第4セットは最初の2セット半より、落ち着いて良いプレーができた」と快勝を喜んだチリッチ。

2019年3月にトップ10陥落後、一時は47位までランキングを落としたものの、昨年10月のATP250モスクワ大会で準優勝を果たすと、翌週のATP250サンクトペテルブルク大会で優勝。さらにデ杯では準優勝に貢献するなど徐々に復活してきている。

その理由について、「僕は、徐々にフォームを作る必要があるんだ。昨夏から再構築を始めて、いくつか良い勝利をあげることができて調子の波に乗れた。それと今年のアデレード2大会でも質の良いプレーができたので、誰が相手でも自分が最高のプレーをすれば、ほとんどの選手を倒せると自信を持てたんだ」と説明している。

“最高のプレーをすれば、ほとんどの選手を倒せる”、チリッチは続く4回戦、過去3勝0敗と相性の良い第9シード、フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同9位)と対戦する。



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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