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2022.02.02

選手情報

2シーズンでわずか1勝のツォンガ、約11ヵ月ぶりの勝ち星に「この数ヵ月は難しい時期だった」[南フランス・オープン]

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元世界5位のツォンガ「最初の試合で勝てたことは素晴らしい」

2月1日、「南フランス・オープン」(フランス・モンペリエ/ATP250)シングルス1回戦、元世界ランク5位のジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス/世界ランク259位)が、予選勝者のキャスパー・ジュク(ポーランド/同172位)を6-4、6-4で下して、約11ヵ月ぶりのツアー勝利。試合後には、今年最初のツアー大会で勝利を挙げて「素晴らしいこと」だと語った。

【動画】ツォンガ、11ヵ月ぶりのツアー勝利! マッチハイライト

この日の試合、ツォンガは序盤からフットワーク良く、フォアハンドに回り込んで積極的に攻撃。第1セットを6-4で奪うと、第2セットも4度のブレークポイントをしのいで、約11ヵ月ぶりのツアー勝利。試合を通して、ファーストサーブの確率は46%だったものの、ポイント獲得率は93%と、高い数字を残した。

2020年の全豪オープンに出場後、背中を痛めてツアーから離れていたツォンガは、昨年2月に復帰したものの、今度はふくらはぎを痛めて、USオープンなどシーズン後半を欠場していた。

2020年は新型コロナウイルスのツアー中断があったにせよ、この2シーズンでツアー勝利を挙げたのは、わずか1勝。ツォンガにとって厳しいものだった。

試合後、ツォンガは「ここのコートでプレーできていることは、僕にとって素晴らしいこと。この数ヵ月は難しい時期が続いていたが、今年最初の(ツアーでの)試合でこのように勝てたことは、素晴らしいことだと思う」と勝利を噛み締めながら語れば、「僕の周りにはとても素晴らしい人たちがいて、そのおかげでこのような瞬間を迎えることができた」と周囲のサポートに感謝した。

2回戦でツォンガは、第5シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア/同36位)と対戦する。

今年4月で37歳を迎えるツォンガ。厳しい時期を乗り越え、再びツアーで花を咲かせることができるだろうか。

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