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2022.02.01

選手情報

ズベレフ、全豪オープンでは大きなプレッシャーに直面も「新たなページを迎えたからここにいる」[南フランス・オープン]

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ズベレフ、目指すところは2021年後半のレベル「早く前に進みたい」

1月31日、「南フランス・オープン」(フランス・モンペリエ/ATP250)に第1シードとして出場するアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク3位)は、全豪オープンで多くの人から「ここで活躍すれば世界1位になれる」と言われ、大きなプレッシャーに直面していたと語った。

【画像】リラックスして練習に臨む第1シードのアレクサンダー・ズベレフ。ガールフレンドのソフィア・トマラさんとも談笑

全豪オープン4回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ/同12位)を相手に、消極的なプレーで良いところなく敗れたズベレフ。本来の予定では、全豪オープンの後はATP500アカプルコ大会(2月21~26日)を予定していたというものの、「トーナメントのリズムを大切にしたい」という理由で、直前でワイルドカード(主催者推薦)を得て今大会に出場を決めた。

「全豪オープンで調子が悪かったのは事実だよ。僕の目標はその大会で優勝し、最終的に世界1位になることだった。だが、僕にはその資格がなかった。単純なことだよね。でも、今日はプレッシャーから解放され、新たなページを迎えることができたからモンペリエにいる」と、気持ちを入れ替えて今大会を迎えることができているという。

昨年のウィンブルドン以降、東京オリンピックの金メダル獲得やATPマスターズ1000シンシナティ大会、ATP500ウィーン大会、ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」など4つのタイトルを獲得。シーズン全体で見ても、6度の優勝という成績は、過去最高の成績だ。ズベレフ自身が目指すところもそこにある。

「2021年後半の自分のレベルを早く見つけたい。4つのタイトルを獲得し、4回しか負けていないんだ。早く前に進みたい。オーストラリアでは大きなプレッシャーがあって、みんなから『ここでパフォーマンスを発揮すれば世界1位になれる』と言われていた。だが、残念な結果に終わってしまった」

ラファエル・ナダル(スペイン/同5位)とダニール・メドベデフ(ロシア/同2位)の全豪オープン決勝戦も見たとしており、「ラファの活躍は本当に素晴らしく、すごいパフォーマンスだった。でも、最後まで頑張ったダニールも祝福したい」と両者を称える一方で、「決勝戦はテレビで見るよりもプレーしたい」と嫉妬したズベレフ。

2017年には、シングルスだけでなく、兄のミーシャと組んで出場したダブルスでもタイトルを獲得した思い出のモンペリエで、再スタートを切ることができるだろうか。

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