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2022.02.03

選手情報

「ローレウス世界スポーツ賞2022」に東京パラ金の国枝慎吾らテニス界から6名がノミネート

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国枝慎吾やジョコビッチ、バーティらが「ローレウス世界スポーツ賞」にノミネート

世界40か国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが主催する「ローレウス世界スポーツ賞2022」のうち7部門のノミネートが発表され、テニス界からは6名が選出。東京パラリンピックでシングルス3度目の金メダルを獲得した車いすテニスの国枝慎吾(ユニクロ)が、ローレウス年間最優秀障害者選手部門にノミネートされた。

【SNS】ノミネートを受けて国枝慎吾は「光栄です」とツイート

今年はテニス界から6名が選出され、日本の国枝が2010年に受賞して以来となるローレウス年間最優秀障害者選手賞にノミネート。昨年は、東京オリンピックではシングルスで3度目となる金メダルを獲得すると、直後に行われたUSオープンでは46度目となるグランドスラム制覇を成し遂げている。

<国枝慎吾のコメント>
「「2010年以来、再びローレウス賞にノミネートされたことを光栄に思い、興奮しています。昨年は、東京オリンピック・パラリンピックを無事に開催することができ、世界中の人々にスポーツの力を伝えることができ、日本国民にとって特別な年でした。また、何百万人もの人々がテレビで観戦する中、母国でシングルス金メダルを獲得したことは、私にとって夢のような瞬間でした。私のプレーがきっかけで、もっと多くの人が車いすテニスを観戦することになれば嬉しいです。最後になりましたが、他のノミネート選手の皆さまもおめでとうございます。そして、ローレウスが世界の若者を支援する活動をされていることに、敬意を表します」

そのほか、ローレウス年間最優秀男子選手賞には、昨年全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンの3つのグランドスラムを制したノバク・ジョコビッチ(セルビア)がノミネート。昨年、大坂なおみ(フリー)が受賞したローレウス年間最優秀女子選手賞には、ウィンブルドンを制するなど3年連続年間1位を獲得したアシュリー・バーティ(オーストラリア)が、国枝と同じくローレウス年間最優秀障害者選手賞に昨年単年ゴールデンスラムを達成しているディーデ・デグロート(オランダ/同1位)がノミネートされている。

また、ローレウス年間最優秀成長選手賞には、昨年のUSオープンで活躍した2名が選出。ジョコビッチの年間グランドスラムを阻み、自身初となるグランドスラム制覇を成し遂げたダニール・メドベデフ(ロシア)、そして当時18歳ながら予選からセットを落とすことなく10連勝を飾り初タイトルを手にしたエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が、ノミネートされている。

今年で23回目を迎え、スポーツ界において最も名誉あるアワードの一つと称される「ローレウス世界スポーツ賞」。昨年は、大坂がローレウス年間最優秀女子選手賞を受賞したほか、ラファエル・ナダルが年間最優秀男子選手賞を、ビリー・ジーン・キング氏が生涯功労賞を受賞している。

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