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2022.02.21

大会情報

<女子> 橋本総業HDがノアインドアステージを下し、3年ぶり3度目の優勝[テニス日本リーグ]

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橋本総業HDが2018年大会以来3度目のタイトル

2月20日、「第36回テニス日本リーグ」の決勝トーナメント(2月18日~20日/東京・渋谷区/東京体育館)最終日、女子は決勝と3位決定戦が行われた。

【画像】テニス日本リーグ決勝を戦った選手&表彰式の写真をチェック

この日行われた決勝は、2大会ぶりの優勝を狙う橋本総業HD(レッドブロック2位)、リーグ戦を全勝で通過したノアインドアステージ(レッドブロック1位)の対戦となった。

3年ぶりの優勝を狙う橋本総業HDは、シングルス2で小堀桃子が中塚桃子と対戦。正確なボールコントロールで中塚を左右に振り、ミスを引き出すと第1セットを6-0で先取する。第2セットに入り、スライスや高い弾道のボールを使って崩しにかかる中塚。それでも小堀は、粘り強く戦い抜いて第3ゲームから4ゲームを連取。6-4で試合を決め、チームに勢いをもたらした。

続くシングルス1でも橋本総業HDの秋田史帆が、今大会全勝の上田らむを相手に、序盤から力のあるフォアハンドを軸に積極的に攻撃。第1セットを6-4で奪うと、第2セットも2度のブレークで4-0と差を広げる。第6ゲームで上田にブレークを許し、追い上げられたもののそれを振り切り、3年ぶりのタイトルを手にした。

準決勝では、リーグ戦で敗れている前回覇者の島津製作所に接戦で勝利し、苦しみながらも手にしたタイトル。吉田友佳総監督は、「どの試合も負けてもおかしくない試合で、強い気持ちを持って勝ち切ることができた。個人戦で力をつけて、次に集まった時にさらに強くなって優勝を獲りに行けるチームとして頑張りたい」と連覇へ向けた気持ちを語った。

最高殊勲選手には、今大会6戦全勝で優勝に貢献した小堀が選出されている。

3位決定戦では、島津製作所(ブルーブロック1位)と明治安田生命(レッドブロック2位)が対戦。世界ランク133位の本玉真唯と加治遥がシングルスで連勝し、島津製作所が3位を決めている。

テニス日本リーグはシングルス2試合、ダブルス1試合の計3試合で争うチーム対抗戦。男子リーグは全18チームで争われ、1stステージと2ndステージで2つのブロックに分かれての総当たり戦を行い、各ブロック上位4チーム計8チームが東京体育館で開催される決勝トーナメントに進出する。

なお、昨年は新型コロナウイルスの影響で大会が中止。今大会は2年ぶりの開催となり、無観客で行われた。

■2月20日の試合結果
【決勝】
<橋本総業HD 2 vs. 0 ノアインドアステージ>
S1 秋田史帆 6-4 6-4 上田らむ
S2 小堀桃子 6-0 6-4 中塚桃子
D 瀬間詠里花/森崎可南子 打切り 塩谷夏美/横山菜里

【3位決定戦】
<島津製作所 2 vs. 0 明治安田生命>
S1 本玉真唯 6-0 7-5 足立真美
S2 加治遥 6-1 6-1 加藤慧
D 桑田寛子/大前綾希子 打切り 田元志歩/米原実令

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写真=山岡邦彦 Photos by Kunihiko Yamaoka