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2022.03.10

選手情報

ジョコビッチ、コロナワクチン未接種のためインディアンウェルズ、マイアミ大会の欠場を発表

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ジョコビッチ、ワクチン未接種のためアメリカに渡航できず

3月10日、世界ランク2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)はTwitterを通じて、本日から開催の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ)、3月23日から開催される「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ)、ATPマスターズ1000の両大会を欠場すると発表した。

【SNS】ジョコビッチの大会欠場を伝えるツイートをチェック

「僕は自動的にBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンのエントリーされたたが、行くことができないだろうと思っていた。 CDC(アメリカ疾病予防管理センター)による規定が変わらないため、アメリカでプレーすることはできない。素晴らしい両大会でプレーする人たちに幸運を祈ります」と綴ったジョコビッチ。

2月15日、ジョコビッチは英「BBC」のインタビューに応じ、全仏オープン、ウィンブルドンに出場するにあたり、新型コロナワクチンを受ける必要があるならば、欠場もいとわないと発言。その翌週、アラブ首長国連邦・ドバイでのATP500「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」に出場し、インディアンウェルズ大会、マイアミ大会について、「今日の時点では見当がつかない。僕はアメリカに行くことができない(欠場となる可能性が高い)。何が起こるかわからない。つまり、数週間後には状況が変わるかもしれないということだ」とコメントしていた。

アメリカでは、海外からの渡航者について「飛行機に搭乗する前に、新型コロナウイルスワクチン接種を完了した証明を提出することが必要”と定めており、大会は「ATP、WTAの規定、およびアメリカが海外渡航者のワクチン接種状況に関して定めた制限に従う」と発表している。

BBCのインタビューでは、ワクチン未接種のため、グランドスラムに出場できないとしても、「それは私が支払うべき代償だ」と語っているジョコビッチ。全仏オープン、ウィンブルドンについては、まだ不明だが、この先、ワクチン未接種による欠場が増えてしまうかもしれない。

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