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2022.02.15

選手情報

ジョコビッチ、英「BBC」の取材にワクチン接種が必要ならグランドスラム欠場もいとわないと発言

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写真提供:ゲッティ イメージズ

「すべての情報を鑑みて、私はワクチンを接種しないことにしたんだ」と発言したジョコビッチ

2月15日、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)は、英「BBC」のインタビューに応じ、全仏オープン、ウィンブルドンに出場するにあたり、新型コロナワクチンを受ける必要があるならば、欠場もいとわないと発言と報じた。

【SNS】ジョコビッチがGS欠場も厭わないと発言したと伝えるBBCの投稿

「タイトルうんぬんよりも、自分の体に対する判断の原則が重要なんだ。私は、できる限り自分の身体と調和するように努めてきている。アスリートとして、摂取するものには細心の注意を払っている。食べ物、サプリメント、水、スポーツドリンク、燃料として体内に入るものすべてを常に慎重に検討し、評価してきている。入手したすべての情報を鑑みて、私はワクチンを接種しないことにしたんだ」と発言の理由に説明したジョコビッチ。

さらに「私がワクチン接種に反対したことは一度もない」とワクチン批判派ではないと語ると、「将来的に状況が変わる可能性は常にある。これは私の現時点での決断とスタンス。大会に出られない犠牲を被ることになるが、将来、状況が変わることを期待している。どうなるかは見てのお楽しみだよ」と今後について状況を見ていきたいと語っている。

仮に、ワクチン未接種のため、グランドスラムに出場できないとしても、「それは私が支払うべき代償だ」とはっきり語ったというジョコビッチ。
しかし、BBCは抜け道についても言及している。フランスではグリーンリスト*に載っている国からの渡航の場合、ワクチン未接種でも隔離する必要がなくなっている。同様の手段を使うことで、イギリスにも入国が可能かもしれないというのだ。ちなみに、ワクチン接種証明書が必要なアメリカについては問題になると紹介している。

いずれにせよ、“ワクチンは接種しない”と表明したジョコビッチ。今月末には世界ランク1位から陥落する可能性もあり、状況はさらに厳しくなったと言えるだろう。

*2月12日時点でのフランスのグリーンリスト/ヨーロッパ諸国とアルゼンチン、オーストラリア、バーレーン、香港、日本、インドネシア、ホンジュラス、クウェート、ニュージーランド、カタール、ルワンダ、サウジアラビア、セネガル、韓国、台湾、アラブ首長国連邦、バヌアツ

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