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2022.02.03

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ジョコビッチ提出のPCR検査書類が「有効なものと発表された」と英「BBC」が報道

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ジョコビッチ提出の検査書類が有効なものと証明される

2月3日、英「BBC」はセルビアのベオグラード検察庁が、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)がオーストラリアとの裁判時に提出した新型コロナウイルスの検査書類について、『「有効な書類で、虚偽である証拠はない」と発表した』と伝えた。

【画像】オーストラリア側が公開したジョコビッチが提出した検査書類がこちら

ベオグラード検察庁は指名非公表の人物からの告発を受けて、この件を調査。検査結果の詳細を含む保健省の電子データベースを確認して、ジョコビッチの最初の陽性反応とその後の陰性反応の両方が有効なものであることがわかったという。

同書類については、1月28日に英「BBC」などが「ジョコビッチ提出の新型コロナウイルス検査結果に不正疑惑」と報道している。
これは、ジョコビッチがビザ取り消しの無効を求め、1月16日に行われた裁判に提出したPCR検査書類の内、12月16日検査時の番号が「7371999」で、同22日検査時の番号が「7320919」と番号が若返っていたことを指摘したもの。セルビア公衆衛生研究所の検査結果を集め、時系列と番号の関連性を調べた結果、基本的に検査番号は、加算されていくものがわかり、書類が虚偽のものである可能性があると報じていた。

これで書類問題については、一旦終止符が打たれるはず。ジョコビッチは、2月21〜26日に開催されるATP500「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(/アラブ首長国連邦・ドバイ)に出場することが決まっている。本格再始動となる同大会でのプレーに注目が集まりそうだ。

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